玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

このブログの内容はすべてフィクションです

髭剃りの正解

▼集合住宅の夏祭り準備。私のこの夏のキャッチコピーは「本当に夏祭りは必要か?」である。疑問。やることが多すぎるわ、文句を言われまくるわでなかなか。これがボランティアというから、世の中は面白いもの。地獄はあなたのそばにある。

 

そんでですね、他の夏祭り係の方との経済感覚の差が埋めがたい。そもそも祭りは住民同士の交流が目的とあって、利益は追及していない。だけど、それでいいのかなあと思う。ちなみに今までは何十万もの赤字を出していた。詳しくは書けんけど。ジュースなどは500mlが2本100円である。やすーい。お酒も当然原価割れしている。しかも、ちゃんとしたメーカーの物を売るのだ。うーむ、売れば売るほど赤が出る。なによこれ。

 

私がすべて決めていいならば、馬の骨メーカーのやたら毒々しい色のジュースを1本25円ぐらいで仕入れ、それを100円で販売してガッポガッポ儲けたいというのに。なんだかなあ。私のような人間は少数派のようで、みな、赤字当たり前の感覚なのだ。ま、仕方ない。多数決とはそういうもの。異端だから隅っこで大人しくしていたいものの、流れで中心にいるわけで、納得いかぬままに発注しておる。

 

 

 

▼友人が会社を辞めて独立。法人登記したり、自社サイトを作ったり、いろいろ忙しくしている。すごいなあ。そんな中、何か私が新しいことをやったかといえば、そうですね、髭剃りを買い替えました。なんとお風呂場で使える優れもの。

デザインが未来っぽいのも良い。今まではブラウンを使っていた。当時で5,6千円だったような。大学の時にバイトして買ってからもう20年近く使っている。そう考えるとブラウンすごいな。でも、新しく買った商品はお風呂場で水洗いできるのがすばらしい。

 

髭剃り後、水を張った洗面器に、髭剃りをパカッとあけて先端部をゆすぐと、剃った髭や皮脂が浮いているのがわかる。うーむ、汚い話ではあるが成果物が見えるのが楽しいのだ。こういう密かな楽しみというのが、実は商品にとって大事なことかもしれない。問題なのは、髭があんまり剃れないこと。この髭剃り、髭さえ剃れればあとは言うことないのに。

 

 

 

▼映画の感想「響け!ユーフォニアム」を書きました。吹奏楽に懸ける青春ということで熱血スポコンアニメとなっております。いやあもうがんばるってのは実に尊いですねえ。私は本当にがんばらずに生きておりますから。なぜここまでがんばれないのだろうか。何かの病気なのか。それにしても、すごかった。お薦めです。