玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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中元

▼またしても痛風になってしまった。今までの痛風を10段階で評価したとき5の痛さ。ピークで5なら痛風エリートの私は余裕で堪えられるのだった。わっはっはっはっは。なんで痛風出たんだろ‥‥、不安。

 

だが他に何ができるわけでもなく、のんびり日記でも書くしかない。

 

あれですね、ワールドカップ。日本×セネガル戦。赤勝て白勝ての精神で、どちらも応援していたら引き分け。後半は日本が押しているようにさえ見えた。強いんじゃないの、日本。しかし、なんで評論家は結果予想をするのだろうか。当たるわけもないし、当たったところで意味がないようにも思える。コロンビア戦は、コロンビアの選手が開始3分で退場したわけで、誰もそんな展開が予想できるわけがない。いいかげん、予想が無意味ということを言えばいいと思うのだけど。頼まれるからなあ。お金が発生してしまうと、意味ないと思っても引き受けちゃうからなあ。私もお金のために意味のない仕事を引き受けることがある。うーむ、同じか。

 

 

 

▼新人のSさんから突然「何か欲しいものがありますか?」と訊かれたので「ヌンチャク」と答える。先日観た「かちこみ!ドラゴン・タイガーゲート」というカンフー映画で、かなりかっこよくヌンチャクが使われていたのだ。ヌンチャク欲しい。ドニー・イェンがホストみたいなかっこうで前髪をファサーってやりながら戦う映画です。前髪ファサーで何人か死んでた。あと、ニコラス・ツェーも出てたわ。あの人、かっこいいなあ。「孫文の義士団」はお薦めですよ。

 

そんな有り余る小学生マインドからヌンチャクを欲しがったわけですが、切実に喉から手が出るほどというわけではない。なんとなく言ってみただけという。そんでね、隣席のTさんがニヤニヤしながら「お中元にヌンチャク欲しがるとか、子供じゃないんだから」と言われてのけぞった。Sさんの質問、お中元だったのか。いや、だって普通に欲しいものを訊かれたから答えただけなのに。あいつ、お中元て言わなかったし。そもそもお中元という文化は、もう死につつあるし、ここの会社はお中元・お歳暮は禁止だったような。

 

当然、私もお中元なんてもらう気がない。いくら仕事で多少何かを助けたとしても、それは仕事の上のことだし、給料が少ない人に何かをもらうのも申し訳ない。よって、ジャングルで一番賢いゴリラこと、部長が私にお中元を贈ったらいいんじゃないの。納期とかで無理させてんだし。あいつ~。

 

Sさんのところに「お中元はいらない」と言いに行こうとして、待てよと思いとどまる。ひょっとして、このまま何も言わなければヌンチャクが贈られてくるのだろうか。

練習用ヌンチャクならば567円でお値段もリーズナブル。これだったらもらっても良いような。俄然、ヌンチャク熱が高まってきた。Amazonの商品レビューを見てもなかなか評判がいい。グリップがウレタンで当たっても痛くないという。「家族みんなで使用」というレビューもある。どんな状況?

 

世の中にはわからないことが多い。とりあえず、お中元を断るのではなく、本当にヌンチャクが届くか様子を見たい。

 

 

 

痛風でダラダラ書いているわけで、何かいい話をと思いますが。あまり思いつかない。

 

ゲーム「バイオハザード」で部屋を移動するとき、扉が「ギィ~」とゆっくり開く。次の部屋にゾンビがいるんじゃないかと恐怖感が増幅される。子供の頃、プレステで最初にプレイしたときは本当に怖かった。

 

 

実はあれは、次の部屋をロードしている時間を稼ぐための苦肉の策だったという話。

 

待ち時間が長いエレベーターの前に鏡を置いたら苦情が減った、という話に似てますね。発想を逆転することで、不便なことも変えられることがある。