玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

このブログの内容はすべてフィクションです

こける

▼お笑いが好きで、コントや落語を観たりしていましたが、結局何が一番面白いかというと人が転んだところかも。単純。あれより面白いのってそうそうないような。

 

隣席のTさんと打ち合わせのために外出したのですが、彼女は駅前の道路で唐突に足を滑らせて転んだ。スコーンときれいにいきました。背中から道路に落ちて後頭部をしたたかに打って「ぐえっ!」と死にかけのカエルのような声が出た。これは死んだかなと思うほどの見事な転びっぷり。おかしくて仕方がないのでkindleを取り出して写真を撮った。

 

転び方としては、この時の鈴木拓さんにそっくりである。

 

 

怪我がなかったのが幸いだった。それからのTさんの不機嫌ぶりがすごい。私と目を合わせてもくれない。「大丈夫?」とか「怪我はない?」など、相手を思いやる言葉がまったくなかったらしい。そうなのかな。自分では言ったような気もするけど。Tさんによると、私が言ったのは「こ、こけよった! いやあ、いいもの観たなあ! 今日は得したわー」だったという。おまけにkindleで嬉しそうに写真を撮ったのが許せないという。だってkindleってこういうときのために開発されたって聞いたのに。

 

今まで私のことを5点ぐらいに評価していたが1点に落ちたという。なんだそれ。5段階評価なのか、10段階なのか、ひょっとして100点満点で5点から1点なのかな。それなら5点も1点も変わらない気もする。怒ってるTさんに「それは何段階評価で?」と訊くのも、怒りの火に油を注ぎそうである。訊くのやめとこ。Tさんのこけ方は5段階評価で5でした。誤解のないようにわかりやすく伝えていきたい。

 

 

 

▼Nama Biiru Tamo Shimo(Impressione)

タモリ倶楽部空耳アワーというコーナーがある。クロアチアのアーティスト「インプレシオーネ」の曲「Nama Biiru Tamo Shimo」の歌い出しは、かなりはっきり「生ビール、生ビール楽しもうよ」に聴こえる。

 

 

タモリ倶楽部に投稿しようかなと思うほどの出来。だが、まったく空耳として面白くないのが問題。Amazonのほうだと、よりはっきり聴こえる。これはプライムに入ってないと聴けないのですが。そんでまあ、聴けたところで「で?」という話ではあるよ。