玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

このブログの内容はすべてフィクションです

心を開いて

▼平昌オリンピック、ノルディック複合ラージヒルを観る。複合という競技はジャンプを飛んだ後、ジャンプのポイントを秒数に換算して10キロのクロスカントリーで勝者を決める競技。渡部選手は残念でしたが、終盤までもつれ、とても面白いレースだった。ドイツ勢、金銀銅独占でしたね。恐るべし。

 

で、オリンピックに関する素朴な疑問なんだけど、ジャンプにはジャンプだけを行う選手(葛西選手、小林兄弟とか)と、ノルディック複合のようにジャンプとクロスカントリーを行う選手がいる。ノルディック複合渡部暁斗選手は今回のラージヒルで134メートルとかなりいいジャンプをしている。ジャンプの代表になってもすばらしい結果を出せそうだし、複合の代表と両方で出場できそうなんだけど、それはしないんですよね。なんでなんだろう。日程の関係で疲れがたまるとか、あるのかな。

 

不思議に思ってテレビを観ていたら、仕事でN氏が電話を掛けてきた。N氏にこの疑問をぶつけてみると、「おまえ、簡単に言うけどなあ、出る側からするといろいろあるんだよ」と、なんの解決にもならないことを言う。なんで「自分はちょっと事情がわかってます」みたいなスタンスなのか。2,3回オリンピックに出たことがある感じで言ってくる。

 

平昌の山で遭難してくれないか。もし、理由がわかる方がいらっしゃいましたら教えてください。

 

 

 

▼The Cliche RC Action Chase

 

このオチは読めなかった。

 

youtubeって動画埋め込みの仕様変更があったのかなあ。直接、タグを書いてサイズ指定をしないといけなくなってしまった。前は横サイズか縦サイズどちらかを書くと、片方を自動で計算してくれたように思うんだけど。

 

 

 

▼一つプロジェクトが終わる。途中から手伝ってくれたSさんという女性と話す。彼女は他の部署でやっていたのだけど人間関係がうまくいかず、今回こちらを手伝ってもらうことになったというのは部長から聞いていた。原因などは知らなかった。

 

「このチームはとてもやりやすくて、解散するのがさびしい」と言われた。彼女が前にいた部署のリーダーは熱い人で、チームの和を大事にする人らしい。リーダーから「Sさんは心を閉ざしている。もっとみんなに心を開いて」などと言われ、チームの飲み会も頻繁で、その人間関係の濃さに弱っていたという。でも、そんな熱いセリフを言われたら私もちょっと引いてしまうかもしれない。「やかましいわ」とか言いそう。

 

第一、心が開けない。何重にも鍵がかかっている。たとえ親といえども信用するな、自分以外はすべて敵。そういう教育を受けて育ってきたじゃんかあ! 闇が深い。

 

Sさんが言うには、このチームは誰も他人に関心がなく、そこが自分にあっていていいのだという。なんでしょうか、この褒められているようでけなされている感覚。そりゃ、たしかにわたしは常々「たとえ連続殺人鬼であっても、自分の仕事さえやってくれればそれでいい」と思っているが。

 

「せっかく一つ大きな仕事が終わったんだし、お疲れ様会やりませんか。そういうの嫌いかもしれませんが」と、控え目に飲み会を提案された。

 

心を閉ざしている人から、さらに閉ざしていると思われている。

 

 

▼映画の感想「インシディアス」を書きました。「ソウ」ジェームズ・ワン監督作品。怖いようなそうでもないようなホラー。怖いといえば映画の感想サイトのコメントが、去年は2件という。1年で2件て‥‥、こわー! 少なすぎて死ねる。