玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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タコ焼き

▼ホットプレートが届いたのでタコ焼きを焼く。アイボリー色のかわいいやつ。待ちかねたぞ。

年末に注文したのだけど、かなりかかってしまった。タコ焼き器、人気なのかなあ。

 

紅生姜、ホタテの貝柱、ウィンナー、天かす、小ネギ、粉チーズなどを具にする。肝心のタコを入れ忘れた。ウィンナーが一番美味しかった。中に入れるのはなんでもいいけど、何か核になるものがあると美味しく感じるのかもしれない。

 

タコ焼きは美味しかった。ふと気になったが、タコ焼きとお好み焼きの違いがよくわからない。当然、タコが入っているかどうかというのはあるけど、基本的に粉のレシピは同じなのだ。全部を一緒くたに混ぜて焼くお好み焼きは手間がかからない。それに比べてタコ焼きは、プレートに油を塗って、粉を引いて、具を撒いて、更にその上にまた粉を引き、焼けてきたら一個一個引っくり返す。だが、味が似ているならお好み焼きでいいんじゃないかと思う。

 

しかし、効率のみを追及する姿勢は現代社会の病弊ではないか。大事なことを見失っている。タコ焼きとはプレートを囲む人々との共同作業で、その面倒くささが絆を深めることにもなる。「そうか。つまり、このわずらわしさが、タコ焼きの醍醐味であり、タコ焼きは普段忘れていることを思い出さ」「やかましい」って言われました。

 

「やかましい」って。あのー、絆を深めるのがー、タコ焼きの醍醐‥‥。黙って焼きますけどー。私が悪いんですけどもー。

 

竹串で、穴の周りに溢れたタコ焼きの皮をぐしぐし剥がすの楽しい。これだけやって生きていきたい。

 

 

 

▼仮想通貨関連の本を何冊か読む。今後、仮想通貨はどうなるのだろう。仮想通貨の種類は千種類以上あるそうで、今は戦国時代のようなものだろうか。消滅と誕生を繰り返し、数種類の大きな仮想通貨に統合されていくのではないか。三菱東京UFJやみずほ銀行なども仮想通貨を開発しているそうで、そういった大手の仮想通貨が出てきたら、はじめて一般に流通していくのかもしれない。

 

今はどうしても投機対象として見られてないように思うのだけど。ブロックチェーンという技術はすばらしく、こんな革新的なものが普及しないわけはない。法定通貨が仮想通貨に取って代わられるということはないにせよ、何割かの決済が仮想通貨に移行していくことは十分に考えられる。

 

仮想通貨のチャートを覗いてみると、滅茶苦茶な値動きをしていますね。激しいなあ。でも、チャートの形がどれも似通っている。なぜ、ほとんどの仮想通貨が同じ値動きをするのか不思議。仮想通貨にはそれぞれ特性があって、得意なことや不得意なことがある。マイニングのやり方が違ったり、決済にかかる時間にも差がある。だが、あまり、各々の個性には触れられず、同じような値動きをする。

 

結局、投機の対象としてしか見られないから、買う人は仮想通貨個々の性質に注目するのではなく、とりあえずあれもこれもと手広く買うことになり、それが同じ値動きの原因なのかな。

 

 

 

▼ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のシーズン1を観だした。本当に面白いなあ、このドラマ。しびれますよ。中世を舞台にしたファンタジー。裏切りと陰謀溢れる世界なのです。いやあ、もうたまりませんねえ。ずっと前に一話だけ観たものの、登場人物の名前がまったく憶えられないというアホみたいな理由で観るのをやめてしまった。複雑な人間関係と多くの登場人物が出ますが、観ていくうちになんとかなる。我慢せよ。これは久しぶりに面白いと思ったドラマ。Amazonプライム入っている方は是非是非。

 

 

 

▼映画の感想「後妻業の女」を書きました。高齢の独身男性をだまし、後妻として入りこんで遺産を奪う女を大竹しのぶさんが生き生きと演じています。生き生きしすぎて怖い。悪い人しか出てこない。コメディタッチですので、軽い気分で観られました。