玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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買わない

▼ここのところ携帯に連日、迷惑メールが来る。今や迷惑メールの99.5%がフィルタされている(gmailの場合)という本を読んだので、迷惑メールが来ること自体がかなりレアである。どうしても友人Nの仕業ではないかと疑ってしまう。メールは送信者を偽装して送ることも可能だ。だが友人Nに「ひょっとして迷惑メール送ってる?」と訊くのも何か負けたようで悔しい。彼は暇人なのでたまにそういうことをやってくる。前科がある。送信者アドレスを検索してみたが何も出て来なかった。ふーむ、まだ出来立てホヤホヤの迷惑メールなのかな。

 

今日は「電話していい?」という迷惑メールが来た。これに「間違いですよ」と返信すると「不思議な縁だからちょっとお話ししたい」みたいなことで出会い系サイトに飛ばされたりするのだろう。友人Fが過去に引っ掛かった。しかも何度も掛かっている。

 

結局、このメールはソフトバンクの迷惑メール報告に送ってしまった。なんて平凡な対応なのだろう。こういうところが私のダメなところだ。友人Fのように「知り合いじゃないと思うけど、良かったらちょっと話しません?」と自分から出会い系サイトのリンクを踏みに行く勇気が必要だ。頭おかしいんだよ、あの人。うらやましい。

 

 

 

Amazonスマートスピーカーechoを買おうとしてやめる。echoはセットアップにスマホwi-fiがなければダメなのだ。スマホでalexaアプリというのをダウンロードしてechoを操作する。スマホがなければ人にあらず。かつての源氏の心境を味わう。ヨヨヨ‥‥。私はスマホがないからalexaアプリをインストールできない。でも、それはkindleをちょっといじってsuperuserになればkindleにalexaが入れられるのかもしれない。ただ、壊れたときechoもkindleも保証がきかなくなるはず。PCなんかは壊して学んでいろいろ覚えていくものだけど。

 

echoは今のところ特に必要でもないから、そこまでやるのも面倒だった。しりとりができるって言ったってねえ。やりたいか、しりとり。わしゃ、小学生か。どうせ、あれでしょ、こっちが言った言葉に対してネットで検索かけてくるから、まったく勝てないのだろう。それはそれで腹が立つ。かといって、ない言葉を言えば「そんな言葉はありません」とか冷静に否定してくるのだろう。あいつらはそういうところがあんだよ。血も涙もない。

 

結局やつらは検索をかけてくるのだから、ネット上で言葉を作ってしまえば勝てるのではないか。私のブログにひたすら「今日は、グーガーモルゲーニョを食べた」などと書き続ければ、しりとりで追い詰められたとき「グーガーモルゲーニョ」が使えるのではないか。検索すればちゃんと出てくるはず。グーガーモルゲーニョが何かは知らないが。最悪なのは、echoに「グーガーモルゲーニョ」を使われて負けることである。そんなことは許されない。だってそんな言葉ないのだから。そのとき頭にきてechoを叩き割っても無駄である。やつらの本体はクラウドにある。なんか書いていることが狂人じみてきたが大丈夫か。最近、寒いからな。

 

 

 

▼映画の感想「ハイエナ・ロード」を書きました。アフガニスタンに駐留しているカナダ軍の話。戦闘場面は少ないですが、ちょっと変わった戦争映画です。