玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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年の瀬

▼年の瀬。ここ何年か、あまり季節感を感じなくなった。正月の凧揚げなどとうに見かけないし、羽根つきも福笑いもやらない。お節料理なども作らなくなっているように思う。デパートや料亭のものを買う家も増えている。いろいろな習慣が変わっていく。料理自体も、特別な物を除き、家で作らなくなっていくのかなあ。編み物などと同じかもしれない。やる人はやるけど、それは趣味の範囲で基本的には買って済ませるという。

 

特別な料理というわけではないが年末にタコ焼きプレートを注文した。驚いたのが、届くのはニか月後だという。タコ焼きパーティーの夢が。タコ焼きプレート、そんなに人気なのかな。ちょっと時間がかかり過ぎだと思うけど。タコ焼きプレート工場が爆破されたのか、それとも職人が一台一台を手作りで作成し、歩いて届けているのではないか。

 

タコ焼きプレート職人の到着を待ちわびている。

 

 

 

▼テレビで歌丸さん(笑点の緑の着物の人)が映っているのをチラッと見た。呼吸が苦しそうで、鼻にチューブを差し込んで落語をやっていたのかな。すぐチャンネルを換えてしまったから何をやっていたかはよくわからない。難しいもので、鼻にチューブを差し込んでまで舞台に上がられると、ちょっと笑いにくくなってしまう。

 

必死な姿が気の毒に映ってしまう。あれでどんな冗談を言えば素直に笑えるのかなあ。「このチューブね、実は酸素じゃなくて大麻を吸っているんです」と言えば笑える気も。棺桶に片足突っ込んだ人間の強さというのもある。歌丸さんを見ていきたい。

 

そういえば、野生爆弾の「ザ・ワールド・チャネリング」はシーズン2ではなく、シーズン1と1/2というよくわからないものが始まった。昔の深夜番組の香り。

 

 

 

 

▼爆笑問題のラジオを聴く。元SMAPである新しい地図(稲垣、草なぎ、香取)の三人が短編映画に出るらしく、その短編映画のメガホンを取る監督の一人に太田さんが決まったらしい。その話をラジオでチョロッとしていた。太田さんが木村さんに、新しい地図の三人と映画を撮ることになったとメールを送ったところ返信があり、激励してくれたらしい。またいつかSMAPで揃ってやれる日が来ればいいなあ。無責任なファンとしてはそう思うけれど。

 

 

 

▼映画の感想「マイ・インターン」「2017年に観た面白かった作品25本」を書きました。「マイ・インターン」はアン・ハサウェイの経営するIT企業にデ・ニーロがインターンとしてやってきて大活躍の話。軽い気分で観られるコメディ。ちょっと引っ掛かるところもあって、あんまり褒めてないけど。

 

今年選んだ25本ですが、今年もたくさん楽しませてもらったなあという。ありがたい話。そもそも人が一生懸命作った作品に順位などをつけるのは不遜ですが、とりあえず好きな順というだけのものです。あと、いくら書いても感想がねえ、うまくならないんですよねえ。感想を書かないために生まれてきた人間が、感想を書いている感じはする。

 

みなさま、よいお年を。