玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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桃缶

▼最寄り駅に、いきなりステーキができた。いきなりステーキがいきなりできた。立ち食いと聞いていたのだけど、みんな椅子に座っている。場所によるのかな。まだ混んでいるので空いたら行ってみたい。いきなりステーキに計画的に行ってみたい。計画的ステーキ。こういうこと言ってる人、たくさんいるんだろうな。検索しないでおく。それがネット社会の知恵。

 

友人といきなりステーキの話になったが、いきなりステーキという名前が思い出せず、突然ステーキと言ってしまいからかわれる。おじいちゃんである。私がトランプ大統領ぐらい金があれば、いきなりステーキを買収して突然ステーキにしてやるのに。これぞ権力者の金の使い方。

 

トランプ大統領が来日した。ちょっと前には娘のイヴァンカさんが大統領補佐官として来日している。イヴァンカの夫ジャレッド・クシュナーはトランプ大統領の大統領上級顧問に起用されている。アメリカのような国で、自分の一族を政治の要職に就けることが許されているのが不思議。それ、独裁者がやるやつじゃないのかなあ。日本でも二世議員は多いが、選挙は通っているわけだし。

 

 

 

Tin Can($1,000)

 

ティファニーのサイトで缶が1000ドル(約10万円)で売られている。これ、桃とか茹でたトマトが入ってるやつじゃんかあ! 業務スーパーにあった。もはやティファニーの刻印があれば、犬のウンコでも3万円ぐらいで売れる自信がある。

 

 

しかし、どうお洒落に飾ろうがこれはちょっと売れないような。なんなら桃缶を洗って口のところにヤスリをかければいいのでは。素材に銀を使って金メッキしてるといってもねえ。こういった物を売ることがどうティファニーの利益に繋がるのか不思議。さすがに売れないと思うし、売る側だって売れないことはわかっているはず。

 

ちょっと前に洋服の通販サイトZOZOTOWNの送料自由化の記事を読んだ。買う側が自由に送料を決められるという。あれは送料を広告宣伝費として考えれば納得できる話に思える。話題性がありニュースとしても大きく取り上げられた。ティファニーも同様の戦略なのだろうか。桃缶みたいな物ですらティファニーならば10万円で売る、ということがニュースになればブランドイメージの向上に繋がるということかな。えー、でも桃、入ってないんでしょー。

 

 

 

▼映画の感想「砂上の法廷」を書きました。キアヌ・リーヴスがアクションなしの地味な法廷劇に出演。弁護士です。本当に地味なお話ですが、わりとこういうの好き。