玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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お嫁サンバの夢

▼柿が美味しい季節になってきました。枝豆とジャガイモを頂いた。茹でた枝豆入りのポテトサラダを作った。おいし。

 

 

▼「恋する女はきれいさ~♪」と郷ひろみがお嫁サンバを歌う夢を見る。「恋しない女はどうなんですか? きれいじゃないんですか?」と事務所にクレーマーが押しかけてくる。その人たちに生卵をぶつけまくる夢を見た。愉快な気持ちで笑いながら起きた。郷ひろみはわたしが守る。

 

徹夜二日続きの後、見る夢もおかしくなってきた。

 

 

 

カズオ・イシグロノーベル文学賞を受賞したニュースが朝日新聞の一面だった。カズオ・イシグロは日系のイギリス人なのだけど日本人に含めて祝いたいのだろうか。よくわからないところ。日本人として誇りに思うとか、同じ日本人として嬉しいなどの言葉を何かの受賞場面で耳にすることが増えたように思う。自分以外はすべて他人だからなんとも思わないと言えば、中学生的なのだろうか。もうこういう青臭さは一生治らないのかもしれない。あきらめて自分と付き合っていこう。「日の名残り」「わたしを離さないで」は映画化されており、どちらも面白い作品ですね。

 

カズオ・イシグロと書くのも抵抗があってカズオ・イシグロさんと書きたくなるのは名前が日本人ぽいからかなあ。トム・クルーズなどはトム・クルーズさんと書くと変な気分になる。

 

 

 

▼楽しい闘牛。闘猫というのかな。

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YouTubeの違法動画についての話を聞く。違法動画は通報されて無条件に削除かと思ったら、そういうわけでもないんですね。調べてみると著作権者は違法動画に対していくつかの対応(ContentID)が取れる。

 

・閲覧できないよう動画全体をブロックする

・動画に広告を表示させて動画を収益化し、場合によってはアップロードしたユーザーと収益を分配する

・その動画の再生に関する統計情報を追跡する

 

実は違法動画アップロード者も、(推奨されることではないが)場合によっては収入を得られる仕組みなんですね。動画を削除させるよりも、2番目のように広告を表示させ収益化する選択肢を選ぶ著作権者が多いようです。たしかにこれならば著作権者の利益になるし、自分で宣伝をする必要もない。違法動画アップロード者にも収入が入り、視聴者も楽しむことができる。著作権者が承認すれば著作権違反にもならない。もし、googleが純粋に著作権を守ろうとするのであれば、無条件に動画を削除していけばいいのだけどそうはしない。

 

普通の企業であれば違法動画の全削除を考えるのではないか。徹底的に取り締まれば違法動画はなくなるかもしれないがYouTube自体も廃れていくだろう。違法動画アップロード者をうまく使うことで利用者を増やし、利益を拡大している。巧みなやり方で感心してしまう。だけどどこか釈然としない気分になるのもまた本当のところ。身も蓋もないことをいえば、泥棒を使ってその上前をはねているからかな。嫉妬である。

 

 

 

▼映画の感想「キャロル」を書きました。女性同士の恋愛映画。良かったです。

ゲームの感想「Hide Online その5 便器を許さない」を書きました。