玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

このブログの内容はすべてフィクションです

無から作る

▼無から仕事を作れる人はすごい。

 

火曜深夜にやっている爆笑問題のラジオを聴いていると、太田さんがいろんなところにちょっかいを出していることに気づく。TBSラジオの月から土の深夜1時から3時はJUNKという枠で、毎日違う芸人が番組を担当している。月は伊集院光さん、火は爆笑問題、水は南海キャンディーズの山里さん、木はおぎやはぎ、金はバナナマン、土はエレキコミックラーメンズ片桐仁さん。

 

爆笑問題の番組は、最後に太田さんが「明日のJUNKは『山里亮太の不毛な議論』」というように次の日の宣伝をして番組を終えていた。どの番組も当初は翌日の番組の宣伝をしていたようだが、いつの間にか誰も宣伝などしないで番組を終えるようになってしまった。このことに太田さんが腹を立て、各番組を担当する芸人たちに文句を言っていたというもの。もちろん本気で怒っているわけではないけど、こうやって繋がりをつけていくという。ほとんどみんな面倒くさがって相手にしてなかった。それはそれで面白かったけど。

 

最近だと、広島RCC放送の横山雄二さんをスタジオに呼んで対決していた。これはちょっと前に横山さんと相方である田中さんとの間でいろいろあって、そこに太田さんが介入してという長い話があるのだけど、とにかく巧みに揉め事を作って対決という形で盛り上げていくのがうまい。ある程度の期間を見据えて盛り上げていく様子は、アメリカのプロレス(WWE)を思わせるような。爆笑問題の漫才を批判したライターの高橋維新さんとも揉めたが、これは相性が悪いのかうまくいかずさっぱりだった。

 

うまくいくいかないはあるのだけど、何もないところから無理やりにでも何かを生み出していくというのはすごいことだと思います。

 

なんでもないところからといえば、UUUMというYoutuberが集まった会社がある。あの会社は驚くほど短期間でマザーズに上場している。知っている人にとっては当たり前なのだろうけど、あれもねえ、すごいなあという。上場というのは当然ながら、会社にきちんとした活動実績があって監査を受けて、いろいろ内部を整備した上で上場になる。この手続きが煩雑で大変なのだけれど。知り合いが少し関わったようなのだ。

 

Youtuber個人個人として活動していれば、その人が働いた分の利益しか出ない。会社組織にすることでYoutuberの活動を売上として扱って実績を作り上場させる。それぞれが上場前の株を持つことで上場後は何倍かに値上がりした株を売ればかなりの利益を得られる。実際、いろいろあって思ったよりは儲からなかったらしいけど。それでもまあね、損はしてないわけだし。こうやって何もないところから利益を生み出していくんだなあ。

 

わたしがスーパーでシュークリームを買おうか、ロールケーキを買おうか、さんざん悩んでいる間になあ。みんなそうやって大金を稼いでいくんだから。わたしもうまい汁が吸いたい。

 

 

 

▼ゲームの感想「Hide Online その4 入口の横に隠れる」を書きました。オンラインかくれんぼゲームです。飽きそうで飽きないなあ。もう飽きるかなあ。