玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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ゾンビ化

▼誰の断りもなく七月へ。月日の早さよ。

 

先月は7回しか日記を書かなかった。2月はストーカーのごとき熱意で毎日書き続けたことを考えると減ったものよ。飽きたのかな。ネット上に日記を書き始めてから15年ぐらい書いていると思うのだけど、飽きて当然な気もする。いや、なぜむしろ今まで飽きなかったのか。1週間に2回更新し、1回書くのに仮に30分かかるとして15年書き続けると、ざっくり780時間になる。780時間かー。

 

余計な計算して勝手に落ち込むのやめよ。それにしても780時間かー。いろいろできただろうなー。映画の感想書くとか。

 

 

 

▼打ち合わせの相手からメールが入る。「すみません。今日遅れます。妻との第三次世界大戦はじまる」とあった。壮大。戦争ならば仕方ない。仕事などしている場合か。

 

 

 

▼第三次世界大戦というと、アインシュタインへのインタビューを思い出す。「第三次世界大戦が起きたらどんな兵器が使われると思うか」という記者の問いに「第三次世界大戦についてはわからないが第四次世界大戦ならわかる。石と棍棒でしょう」と答えた話。第三次世界大戦が起きれば核などによって人類は滅亡し、またお猿さんからやり直すといっている。こういう洒落たいいまわしを身につけたいもの。

 

 

 

▼映画部。新加入の戦力、耳から血が出ても耳かきをやめられないミミチーちゃんの薦めで「アイアムアヒーロー」を観る。ゾンビ映画。もし、お互いがゾンビになったらどうするかという話をする。「殺してあげる」というものが多くて驚いた。え、だってある日、症状が消えることだってあるかもしれないし、特効薬が開発されるかもしれないのに。こいつらの前でゾンビになるわけにはいかない。決意を新たにする。

 

ゾンビは、とりあえず捕獲してどこかに監禁しておけばいいのではないか。もしくは、わたしが提案したいのはこれだ。

 

 

目の前に生肉などをぶら下げて、延々と追っかけさせることにより発電するゾンビ電力を起業したい。電力も自由化になったことだし。化石燃料も使わずエコである。もし特効薬が見つかれば助かることもできる。これ以上の解決策はないように思うのだけど否定された。「ゾンビになってまで働かせるなんてひどい」といわれる。「殺してあげる」とサイコパスみたいなことをいっていたやつにひどいといわれるとは。納得がいきません。

 

 

 

▼映画の感想「クリーピー 偽りの隣人」「アリスのままで」を書きました。「クリーピー 偽りの隣人」は不思議なホラー映画でした。観方がよくわからなくて、これはいろんな人の感想を聞いてみたいなあ。「アリスのままで」は若年性アルツハイマーの話。こういうものはつらいなあ。