玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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現金を現金で買う

▼バジルが順調に育ってきた。だがまだ芽は2、3ミリ。バジルソースまであと一か月ぐらいでしょうか。グヒヒヒ。

 

 

 

▼メルカリ(ネットオークション)での現金出品。これはどういうことでしょうか。

現金を現金で買うとは。しかも売れているという。最初見たとき意味が解らなかったですが、ふと似たことを思い出した。

 

青木雄二さんの漫画「ナニワ金融道」で、金に困った男が金券ショップで新幹線チケットを買う場面があったと思う。これと同じなんですね。買うのにはクレジットカードを使い、買ったチケットはすぐに他のショップで売って現金化する。新幹線チケットや商品券は人気が高いので9割ぐらいで買い取ってくれる。クレジットカードの支払いは遅いので、手元にはとりあえず現金ができるというもの。

 

お金のない人が飲み会の幹事をやり、支払いは自分のクレジットカードで済ませ、みんなからはその場で会費を徴収するやり方も同じですね。しかし、オークションで現金を売るとは考えたなあ。これはとんでもなく儲かる。5万の現金を6万(実際に画像を見ると5万を59500円で売っている)で売って1万円儲かる。これを20回繰り返せばそれだけで最低限の月収ぐらいにはなる。支払いはクレカだし、仮に支払者が滞納してもカード会社が負担するのでとりっぱぐれる心配もない。税金が引かれるでもなし。手数料あるから、そこまで儲からないのかな。

出品者の商品説明画像には「この商品はメルカリ事務局が問題なしと認めた商品です」とある。本当に事務局が問題なしとしているかはわからないけど、切手、古銭、外国硬貨の販売とみなせば違法にはならないのかな。法律に違反してなくても企業としてどうかというのはある。暴力団の資金源になる恐れもある。

 

個人金融時代の到来か。

 

 

 

▼映画の感想「レヴェナント 蘇えりし者」「神の一手」を書きました。レヴェナントはディカプリオがひたすらいじめられる。熊、怖い。神の一手は囲碁の映画ですが、最終的には囲碁ではなく殴り合い。囲碁、いらないのでは。