玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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3割

▼毎日、日記を書いていると自分の中の狭さみたいなものに気づく。話題の偏りがひどい。関心がどうも内向きに内向きにいっているような。前からいってたんでしょうけど、それにあらためて気づかされる。気づかないフリして書いてこ。

 

以前の同僚が、刑事ドラマ「相棒」が好きで「3回に1回ぐらい面白いところがいい」といってたんですね。毎回じゃなくて3回に1度ぐらいのほうが「今日は当たりの日」というお得感があって楽しめるのかもしれない。わたしも3回に1回ぐらい、少し楽しいことを書きたいなあ。あとの2回は人の悪口と世間への恨み。最悪のブログではないか。

 

 

 

▼自由律俳句という形式にこだわらない俳句があります。あのペーソスが含まれた感じが好き。

 

橋本夢道の「うごけば、寒い」がいい。おまえはなにをいってるんだという。てっきり引きこもりニートの句かと思っていた。まったく違い、深刻な背景があった。戦時中、夢道のプロレタリア俳句に目を付けた検察は夢道を投獄する。獄中で詠まれたものなんですね。とはいえ、なんだかユーモラスなのだ。自由律俳句はバカバカしいのがあって楽しい。誰でも作れそうなのもよい。

 

〇バレンタインチョコに領収書をもらう

 

こんなんでもよさそうだけど。この光景、実際に先日見た。哀愁である。

 

 

〇大きい石をひっくり返す そっと元に戻す

 

これはどうか。大きい石の下には気持ち悪い虫がいることがあるので、友達と息をとめてひっくり返したことがあった。で、結局何もいなくて「ああ‥‥」みたいなの。そのあとは何事もなかったように「吉田の家のカルピスって濃いよなー」「経済状態がいいのだ」などと違う方向に関心が移る。子供の視点からの経済力診断をしながら家路につくのだった。哀愁。

 

哀愁なのか。

 

 

 

▼大富豪とダウトを混ぜたゲーム「ミリオンダウト」を今日もやってしまった。あっという間に時間が経つ。自分の中で仮説を構築し、それに従ってカードを切っていくことが重要です。なんにも考えないで打つと、レート1600も難しい。

 

 

1日だけやったのですが、ランカーの基準である1800も見えてきた。オホホホ。

 

面白いのですが、中途半端にはやらないほうがいいかも。やるならずっとやったほうがよくて、やらないならずっとやらないほうがよいような。戦略に流行があるし、定石の裏をかくとか、そういったことは少なくとも何百回かやらないと見えてこないように思います。そうやってプレイしていくとどうしても時間がかかってしまう。中毒性があって面白いし、読みもただ勘に頼って打っていると勝てない。自分の中の仮説の数を増やし、それを検証しながら、有効な仮説を採用し続けていく必要がある。

 

この方の動画を見ると、頭の良さに驚く。もう全然考えていることが違うんですよね。仮説の数も相当多いのだろう。こんな人いたら、そりゃ中途半端にやってたらまず勝てない。相手の思考や手札を簡単に読んでしまう。こうまで正確に読めない。

 

1回勝つのではなくて、トータルで10回やって5.5回ぐらい勝つ考え方を身につけたい。大負けしないカードの切り方(減らし方)をおぼえるだけで1600点ぐらいは行くのではないでしょうか。ミリオンダウト

 

 

中毒性も高いし、気づいたらついやってしまう。ので、もうやらない。ううう。やりたい。