玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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2月

トランプ大統領がやりたい放題である。当選すればまともになるという人もいたが全然そんなことなかったという。

 

シムシティという市長になって街を運営するシミュレーションゲームが好きだった。税収を上げようと商業施設を建てまくったのはいいものの警察を作り忘れて犯罪者が暴れまくったり、変なところに発電所を建てて街が汚染されて人が住めなくなったり。挙句「この街はもう駄目だ!」と放り出すという。トランプ大統領も、そんなノリでやっているように見える。実写版シムシティにならないといいですが。

 

 

 

▼猫はまったく反省しないから偉い。左の子の表情がすばらしい。わたしなど、ついうっかり反省してしまうので気をつけたい。

Bying Japanese shoji doors was not a good idea..

 

 

▼四半世紀もの間、格ゲー界頂点に君臨する梅原氏が出した、一度別れたリュウに戻る理由(やじうまPC Watch

 

プロゲーマー梅原さんの講演記事。一つの道を究めようとすれば、なんらかの真理にたどり着くのかもしれない。

 

‟ゲームの初心者が、最初は上達するが、しばらくすると「飽きた。ゲームに飽きた」と言う。だが、梅原氏に言わせるとそれは違う。ゲーム自体ではなく、自分が成長しないことに飽きたのだ。昨日と今日でやっていることが一緒だから飽きる。つまり、飽きる問題は自分にある。”

 

普通、何かに飽きるときは自分ではなく対象のせいにしたがる。これを自分に原因があるとしたのが面白い。ニーチェも似たようなことをいっている。

 

‟同じ物を相手にしていても、ある人は一つか二つくらいのことしか、そこから汲みだすことができない。このことはふつう、能力の差だと思われている。しかし実は人は、その物から何かを汲みだしているのではなく、自分の中から汲みだしているのだ。その物に触発されて、自分の中で応じるものを自分で見出しているのだ。

 

つまり、豊かな物を探すことではなく、自分を豊かにすること。これこそが自分の能力を高める最高の方法であり、人生を豊かに生きていくことなのだ。”(悦ばしき知識)

 

わたしはただ本を引用しただけだが、梅原さんは悩んだ末に自分で答えを出したのがすばらしい。あがいて自分で見つけたものというのは、自分の血肉になるのだろう。わたしも、いろいろ考えねばならない。必死で考えねばならない。そんなことを思いつつ猫動画を観てしまう日々。どうにかしたい。

 

もう2月である。誰の断りもなく月日は残酷に進む。