玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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ガリンペイロ

▼左足の甲が腫れてプクプクのクリームパンのように。真っ赤に腫れ上がり炎症を起こして痛い。アンパンマンはお腹の空いた子供に顔を上げられるからいいが、クリームパンマンの左足は誰にも上げられない。病気が詰まっているので、食べたらきっと具合が悪くなる。役に立たない。死のう。

 

 

▼近所の病院へ行ったのだけど、受付、医者、看護師、みなものすごく丁寧で驚いた。見ていると、わたしだけでなく誰に対しても過剰とも思えるほど丁寧に接している。クレーマー対策として丁寧な対応を心掛けているのかもしれない。親しみをもって話していた人に「このやろう」とは言いづらい。何か問題が起きたとき、わたしのようなクレーマーを予防するには有効に思える。クレーマーではないけど。

 

痛み止めと化膿止めを処方してもらう。どちらもジェネリック薬品が出ていて580円だった。驚きの安さ。薬のおかげで、腫れも痛みもだいぶ引いた。だが、仕事を頼まれたときに足をおさえ「痛い痛い痛い! もう無理!」という断り方ができなくなる。なんとか足の腫れを保ったまま、痛みだけ取り除けないものか。お医者様に相談したい。

 

 

▼ガリンペイロ 黄金を求める男たち

NHKで6月11日に再放送したものを観ましたが、ガリンペイロがものすごいんですよねえ。ガリンペイロとは、ポルトガル語で「金を掘る者ども」を指す。アマゾンの奥地で一攫千金を夢見て金を掘り続ける男たち。ここでは法律も警察も関係ない。年に何回か殺人も起きる。すさまじい世界ですよ。来るのではないか、ガリンペイロブーム。

 

いつも拝見しているサイトに、日経ビジネスオンラインにガリンペイロのことが書かれているとあった。ちょっと長いですが面白かったです(記事は無料ですが会員登録は必要)。

 

もう、出てくる人がねえ、本当にテレビに映しちゃダメな人ばっかりですごい。わたしのお薦めは、腹をナイフで割かれた腹傷男さんでしょうか。

 

 

完全にあかん人の目ですよ。初対面で床を棒で叩いて威嚇しまくった後、いきなり「おい、おまえら、人を殺したことがあるか?」とくるので、のけぞる。なにその質問。キャラが濃すぎるでしょうよ。

 

あと、シロアリの巣を「友達」と紹介する人も相当きてますね。あれ、笑ったら撃たれそうだな。

 

 

金、女、酒が価値のすべて。彼らが持っている欲望のエネルギーの強さがすさまじいんですね。あまりに欲望に忠実な姿に惹きつけられてしまう。日本人にはない強烈なエネルギーを持っている。これ、ドキュメンタリーでシリーズ化してほしいなあ。アメリカとかで作ってくれないかなあ。ただねえ、人が死んじゃいますからねえ。問題ある方ばかりだし。しかし、NHKのディレクターもよくこんなすごい場所に行きましたねえ。本当に命がけだったと思います。再放送ありましたら、興味ある方は是非。