玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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マンネリ

▼今日も今日とてアメリカの脱獄ドラマ「プリズン・ブレイク」のシーズン2を観る。シーズン1の段階でプリズンはブレイクしたわけであって、2は普通に逃げておる。 アメリカや韓国ドラマの長所とも短所ともなる点ですが、評判がいいと無理矢理続けていく。長くなることで、シーズン1で描けなかったことがやれるというのもあるけど、やはりマンネリ化は避けられずにズブズブの展開になることも。 緻密だったシナリオは綻びを見せ、行き当たりばったりの展開も増える。だけど、長時間観ているからキャラへの愛着は増してくる。囚人たちが登場人物なので、基本的に悪い人しかいないのだけど、バッグウェル、アブルッチ、ケラーマンなどのキャラは、知り合いを観ているような感覚になる。全員殺人犯ですけども。 キャラはシナリオの都合の他に、人気がないので消えることがある。オーディション番組みたい。毎週毎週、何か課題をやらせて不合格者を出していくシステムに近い。「あー、あの人、やっぱり消えたかー」と思うことも多い。 ゾンビドラマの「ウォーキング・デッド」などはシーズン6に入っていますが、シーズン1から生き残っている人はちょっと風格がある。シナリオの都合で、魅力的な役にあたったから俳優が輝くというだけでなく、俳優が役を成長させていると感じることも多い。そうやって出番が増えていくような。頼りなかったグレンやキャロルはずいぶんとたくましくなって、もはや別人の感すらある。成長を感じる楽しさもマンネリ化打破の一つなのだろう。 物語が長くなると、脱獄慣れ、ゾンビ慣れし、どういう驚かせ方をするかもだいたいわかってしまう。どうがんばってもドラマはシーズン2か3が限界なのかもしれない。 プリズン・ブレイクもだいぶ展開に慣れてしまったが、それでもシーズン4まで観ていきたい。わたしは食料雑貨店を拳銃で二度襲ったフェルナンド・スクレを応援している。いやあ、これだけの悪人に囲まれますと、ただの武装強盗(殺人はしてない)というのは天使に見えるなあ! 感覚が変になっている。 左は主人公のマイケル、右がフェルナンド・スクレです。恋人にあげる指輪ほしさに強盗する男、恋人のために脱獄を企てる男。「わたしー、恋愛体質でー」というOLの方は是非見習っていただきたい。真の恋愛体質とは、やつのことよ。頭がおかしい。 Amazonプライムで観られます。お試し期間(30日間)中は無料。年末お時間ある人はいかがでしょうか。 ▼「世界最高のクレーマー目指す」 建造物侵入でつくばの男逮捕(livedoor NEWS) 「茨城県で16日、通院していた歯科医院に侵入したとして45歳男が逮捕された。男は以前よりクレームの電話を執拗にかけ、医院に押しかけるようにもなった。『俺は世界最高のクレーマーを目指している』などと話していたという」 こういうニュースを見ると、子供が「将来、Youtuberになりたい!」などと言っても笑顔で許せるのではないか。もう満面の笑顔で許すね、わたしは。子供がいないのは置いとくとして。 以前、変なニュースを集めたサイトを作ってましたが、またやりたくなってくる。趣味として密かに始めようかしら。

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