▼ストレスについての本を読む。ペンタガストリンというストレスホルモンを増やす薬を治験者に点滴する。その際、治験者にあらかじめ「この薬を点滴すると気分が悪くなります。悪くなったら、手元のボタンを押すと点滴が止まります」と伝える。治験者は手元にボタンがあるうちは、ストレスホルモンが増加しないということだった。
つまり、いざというときストレスから逃げる方法さえあればストレスに対抗しうるのだ。仕事がつらいとき「こんな会社いつでも辞めたるわー」と思うことは、有効な対処法なのだ。あのときのわたしは賢かった。経験的に知っておりましたね。
会社なら辞めればそれで済む。だが、より辛いことがあったとき「いざとなれば死んでしまえばいい」と思えば、やはりそれも有効な対処法にはなる。でも、常日頃から、いざとなったら死ねばいいと思うと、死が選択肢として存在してしまい、何かの拍子にその道を選んでしまわないとも限らない。辛い時には心理状態が不安定なので、冷静な判断ができないことがある。
辛くなったときどうすればいいのか考えている。だが、さして辛くない今、ちょっとどうしたらいいのかわからない。こう今一つ思考に真剣さが欠けると申しますか。やっぱりこういうのって本当に辛くならないと考えない。どうやったら辛くなることができるか考えている。そもそも、無理して辛くなる必要が本当にあるのだろうか。いやそこまで無理して辛くならんでも。じゃ、もういい。この話よす。
▼深夜ラジオをたまに聴いてますが面白いんですよね。伊集院光、爆笑問題、おぎやはぎ、バナナマンなどを聴いている。どの枠もけっこう長くやっていて、伊集院さんはもう20年ぐらいやっているんじゃないだろうか。
ある番組が面白い番組かどうかは、リスナーの投稿を聴けばすぐにわかる。面白い番組は競争が激しいし、リスナーのレベルが高い。ラジオを長くやっている芸人が面白いのは本人たちが面白いというのもあるけれど、リスナーのレベルが高い投稿を自分の中に取り込むことで、より本人が面白くなっているのかもしれない。