▼友人A子の資格の勉強について聞く。A子は意思が弱く、ついついテレビを観てしまうことから、朝4時に起きて勉強しているという。たしかに朝4時ならば面白そうな番組はない。というか、放送自体しているのだろうか。
テレビを観ないがために毎朝4時起きで勉強するという頑強な意志。そこまでできるなら、テレビを観ないこともできそうだけど。それはできないという。意思が強いんだか弱いんだかわかんない人がいる。
▼「吉田類の酒場放浪記」を観る。前からケーブルテレビでちょくちょく宣伝されていて気になっていたがついに観た。どこにでもいそうなおじさん吉田類が、ふらっと酒場に入って飲むという、ただそれだけの番組である。
しかし、吉田さん、酒の肴が自分好みでなくてもけっして文句を言わないのがすばらしい。「これは栄養がありそう」などと言う。自分の好みではないものを否定しないというのは簡単なことに思っていたが、ネットを見る限りどうもそうではないとようやく気付いた。
酒場の常連の人々とのやりとりも良い。酒が呑めたら楽しいだろうなと思う。
▼仕事で個人情報保護関連の資料を読む。読めば読むほど個人情報の保護は不可能に思える。絶対に流出しない仕組みを作ることは不可能という結論に至った。「いろいろ考えたんですけどー、やっぱりダメみたい」などと言うと怒られるので、少し整えて報告しなければならないが実際無理であるし、それは仕方ない。
収穫だったのは、前から薄々気づいていた「やっぱりダメみたい」が理屈ありできちんと駄目とわかったことである。もう完全に絶対ダメだかんね！というぐらいダメというか、個人情報は流出する。しなければ、わたしがさせる。
