玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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指を切る

▼初雪である。ホロと風に舞ったかと思えば、しばらくして外を見ると止んでいた。

コンビーフの缶を開けているときに右手人差し指の先を切る。
「死ぬー!死ぬー!」と大騒ぎした。ずいぶんと血が流れた。わたし、血液さらさらなのだろうか。そして死ななかった。当たり前である。

死ぬ死ぬ言う人ほど死なないというが、本当かしら。これからも随時、死ぬ死ぬ言っていきたい。

で、利き手が使えないということで何かと不便である。だが、いいこともあるかもしれない。知り合いに聞いた話だが、お掃除のおばちゃんが右手を怪我し、利き手が使えずに左手ばかり使って仕事をしていたらしい。すると、ふだんは物忘れが多かったものの、左手を使いだしてから物忘れが減ったという。

左手を使えば右脳が活性化される。普段使わない部分の脳を使うことと、物忘れ予防の相関性があるのか。わたしもその話を思い出して左手を主体に使っている。はたして、わたしの物忘れは減ったのか。そもそも物忘れをしていたかどうかが思い出せないが、していなかったんじゃないのか。じゃあ、ここまで書いたやつ全削除で。


衆議院選挙。自民、公明が議席の2/3を占め、与党大勝に終わる。テレビを観ていて思うのは、政治家に世の中をどうこうしてもらおうと思う人の多さである。その依頼心が怖い。失望でも皮肉でもなく、そもそも政治家に何も期待するところがない。他人に期待すれば、その期待が裏切られたときが悲しい。裏切らないのは猫と植物ぐらいだから‥‥。

え、おまえ、何があったの?をお送りしました。特に何もありません。
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