玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

このブログの内容はすべてフィクションです

アキネーター

▼好きな食べ物や芸能人などを心に決め、YesかNoで答えられる質問を繰り返すことで、それが何か当てるゲームがあります。
このアキネーターは、利用者の答えを蓄積し、どんどん賢くなるプログラムです。芸能人の名前を思い浮かべてやってみたところ、ほとんど当たってしまいました。当たりすぎて怖い。

友人A子は「これ、画面の向こうで考えている人がいるんじゃないかなあ」と言っていた。愚かである。ははは‥‥、そんなバカな‥‥、そんなバカなねえ!

と、疑ってみたくなるほど当たるアキネーター、一度やってみては。

思い浮かべるものが実在の人物や物だと当たりやすいです。感情とか、目に見えないものだとなかなか難しい。

たとえば、答えを「思いやり」などにしたとする。「それは目に見えますか?」と質問されたときに、ある人は「見えない」と答えるだろうし、ある人は「乗り物で席を譲るのは『見える』になる」と答えてしまう。解釈によって答えが違う質問があると、正答率が下がってしまう。

実際に答えを「思いやり」でやってみたら、なぜか「それは禿げていますか?」「禿げてますか?」と、二度訊かれた。アホか、まだ禿げてないわ。これから禿げるわ。
アキネーター