▼最近はオランジーナばかり飲んでいる。オランジーナはオレンジ、レモン、グレープフルーツと炭酸を合わせたジュース。甘さ控え目で飲みやすい。これが地元のスーパーで80円ぐらいで売っている。で、オランジーナを買うとですね、ツタヤの旧作レンタル1本無料券がついてくる。
80円で買って、そのままツタヤに行けば、タダで借りられることになる。普通に借りるよりも安い。これはいいやということで、オランジーナばかり買っていたが、なぜかツタヤに行っていない。タダ券だけはたまり続けている。ツタヤの人に「あ、またあの人、オランジーナの券持って来た」などと言われそうで恥ずかしい。やがては「今日もオランジーナさん来た」と言われそうである。
そういうわけで、ゲオで借りています。なにこの話。
▼ジュースの話を書いていたらカルピスを思い出した。子供の頃、お遣い物の王様といったらカルピスだった。子供ながらにカルピスが出てくる家は、経済的に豊かであると把握していたのです。特にカルピスが濃い家は富豪である。将来、強盗に入るならここにしようと固く心に誓ったのです。誓わない。
そんなカルピスですが、英語圏では「カルピコ」として売られている。カルピスはcow piss(牛のおしっこ)と発音が似ているからだ。
この商品はAmazonUSAの画像ですが、CALPICOですね。だが、その下にカタカナでカルピスウォーターと書いている。これはカルピコウォーターではないのか。
英語圏に出張に行った日本人がカルピスの偽物だと思わないように、カルピスウォーターって書いてあるのかなあ。
▼仕事でお世話になっている会社のOさんと話す。Oさんは、物をハッキリ言いすぎるからか、社内であまり人気がない。Oさんと組むのを嫌がる人がいる。自分に厳しいが他人にも厳しい。
Oさんと世間話をしたとき、Oさんが奥さんを怒らせてしまったというのを聞いた。口論になったとき、奥さんが「どこを直したらいいか、わたしの嫌いなところを言ってみて!」と激昂したので、Oさんは奥さんの嫌いなところを三十ほど列挙したそうである。列挙しすぎだろう。
Oさんの言い分は「列挙せよというからした」ということだった。正直な人だし、正しいのだろう。残酷な勇者である。あれですかね、犯人に捕まった人質が「俺のことはいいから撃て!」って言ったら「わかりました。じゃあ」って、言って撃つタイプだな。検挙率が上がりそうですね。死亡率も上昇中。
▼こう書くとOさんが嫌な人みたいだけど、わたしにとってはそんなことはない。仕事で「明日まで」とお願いしたら、必ず翌日の朝までには仕上げている。わたしの上司はいいかげんなタイプが多かったので、こうやってきっちり仕事をするタイプは本当に嬉しい。
わたしも基本的にはきっちりしたいほうである。が、納期が明日で間に合わない場合、Oさんのようにきっちり仕上げるかというと、そうではない場合もある。「明日」とは何かについて考え出す。
最初は「明日とは、本当に明日の朝なのだろうか?」ということです。つまり、終業時間までが明日であろうという。で、終業時間に終わらないと「一日の終わりは23:59である」ということになる。
それでも終わらないと「まあ、無理して23:59までに仕上げたって、相手がPCを開くのは次の日じゃーん。だから、次の日の朝まででいいよね!うん!いいに決まってる!」ってなる。次の日の朝まで終わらないと「相手が出社したら、掃除したり、コーヒー淹れたりで、すぐにはPC開かないから、11時ぐらいでいいんじゃないかな」となる。
11時に終わらないと「もうすぐ昼だしな!」となり、「お昼を食べたら眠いから、相手の眠いときに連絡するなんてよくない!」となって「3時のおやつだね。お、今日もあと少しで終わりかー。どうせこの時間ならば、明日でも大丈夫だろう!」あら不思議ー、締め切りが一日のびたー。
これを無限に繰り返すことによって、無限に締め切りをのばすことが可能なのです!というか、わたしは早めに死んだほうがいいんじゃないかと思います。