玉川上水日記

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映画「狼たちの処刑台」

狼たちの処刑台
Harry Brown / 2009年 / イギリス / 監督:ダニエル・バーバー / 犯罪、暴力


怒れるおじいちゃん!
【あらすじ】
妻の病死で落ち込んでいたところ、追い討ちをかけるように親友が殺害される。犯人はわかっているのに警察は何もしてくれない。おまけに正当防衛を主張してきたよ。ついに、おじいちゃんは切れました!

【感想】
主演のマイケル・ケインは、バットマンシリーズで活躍していますね。今回はバットマンのサポートではなく、自分が大暴れというか、フラフラしながら暴れます。途中で気絶もする。おじいちゃん、がんばれ!

親友の復讐のために銃を買いに行くハリー(マイケル・ケイン)。しかし、銃の売人がとんでもなく悪そう、というか危なそう。どこで見つけてきたの、この役者。

この左の人、画像が荒くて見えにくいですが、全身にナイフでつけた傷のような刺青があります。道で会ったら「こいつはアカン」と思いますよ。くるっと180度回転して逃げ出します。趣味のガーデニング大麻も栽培しており、ついでにラリッている。いきなり大声を出したり、拳銃を撃ったり、もう危ないわー。というか、本物じゃないの?

かなりアレな人である。この人を観るためだけに、この映画を観るのもありかなあ。このヤバさはどうすれば伝わるのだろう。休み時間に、暇つぶしにロシアンルーレットやるタイプかなあ。そんなやついないか。

で、ハリーは銃を買うときにちょっと揉めて、この売人を撃ってしまいます。床でのびている彼に「銃の手入れがなっていない」と説教をしだすおじいちゃんが面白い。完璧主義者である。あと「おまえはもうすぐ死ぬ」などと宣言します。なにその嫌がらせ。怖い。

右は、映画「ラースと、その彼女」に出ていたエミリー・モーティマー。エリートなのに現場を希望するというアリス警部補。主人公ハリーが、復讐のために悪ガキたちを殺しているのではないかと疑い、彼を追いかける。うーん、悪ガキのほうを追いかければいいのにねー。

おじいちゃんが怒ったり、悲しんだり、拷問したりの大活躍。挙句に、悪ガキを追いかけている最中に苦しくなって気絶。ああ、もう、がんばりすぎです。マイケル・ケインの活躍が観たい方は是非。しかし、イギリスは治安悪そうだなあ。


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