以前、星新一の本を読んだとき、西暦2000年に「日扇（にせん）」という元号にあらためてしまえば問題ないと書いていた。これなら元号も守られるし、2099年まではこの元号でいける。なかなかいいアイディアだと思うが残念ながら2000年は過ぎてしまった。次のチャンスは2100年である。そのとき元号を「日扇百」にすればよいのだ。2100年までに、あと87年、まだギリギリ生きているかもしれない。
▼TOKYO ROPPONGI GIGA PIXEL
2012年9月、六本木ヒルズの屋上から撮影されたという45ギガピクセルの画像。どこまで拡大しても見えるというのがすごい。これだけ高精細なのに動作も軽いのが驚き。
360度、グリグリと拡大縮小できます。中心にあるのが東京タワーです。で、どんだけすごいかというとですね、ちょっと赤丸をつけた部分に注目してください。ここを拡大してみます。
ほら、このように学校のような施設が見えます。さらにまだ拡大できる。
で、校庭に立っている人まで見える。さらに拡大すると。
「どうだー！こんだけすごいんだー！」と、わたしが作ったわけでもないのに威張ろうかと思った。これはすごいよ。表情が判別できたのでグルグルで隠しました。こういう人ではありません。車のナンバーなども見えるし、すごいなあ。
しかし、最終的には「人の家の洗濯物を見る」とか「ものすごいゴミ屋敷を見つける」とか、どうしようもないことをやっていた。すごいゴミ屋敷があってワクワクしたんですけど、場所を書いたら住所が簡単に特定できてしまうからなあ。あのゴミ屋敷、すごいのに！
もっとマシな目的に使えという。面白いので是非是非。何か面白い物が写っていたら、教えてください。
TOKYO ROPPONGI GIGA PIXEL
▼4月26日の広島×中日戦で、広島の廣瀬選手が15打席連続出塁という日本記録を達成した。その記録がすばらしいのはもちろんですが、そのとき投げていた久本投手のほうが気に掛かっていた。
久本投手は、中日を解雇になり広島に入ったベテランの中継ぎである。層の厚い中日投手陣の中ではなかなか出番もなく、全盛期も過ぎていたので戦力外通告を受けたのだろう。今季の広島では先発に転向し好投していたものの、打線の援護がなく勝利はなかった。
この日も好投していたものの接戦になり、勝ち投手になれるか危うい状況だった。２対１で広島リードの5回表、勝ち投手の権利がかかるなか二死満塁まで追い詰められた。疲れからか制球も定まらずストライクが入らない。マウンド上の久本投手は「まいったなあ」という顔をしている。
今までは中継ぎで、あまり長く投げるのを見てない。だから、こんなに表情に出る投手だったのかと初めて知った。満塁のピンチを中日の柳田投手をライトフライにうちとったときは、中日ファンながらほっとした。5回1失点ながら７四球。内容はよくなかった。137球も投げているのだ。
ただ、敵チームながら本当に良かった。新しい場所でやり直せたというのが嬉しい。中日から阪神に行った新井良太（今季、不調だけど‥）、横浜から阪神に行った加藤など、環境が変わったら、まだまだやれるんだということが野球ファンとして嬉しい。中日を出て良かったなあと思います。あきらめたら、そこで終わりというのは本当にそうなのだろう。また久本投手のピッチングを観たい。ただ、もう中日戦でがんばるのはやめてほしい。
