玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

このブログの内容はすべてフィクションです

床屋劇画問題

▼ちょっと後ろ髪が伸びたので髪を切ろうと思っていた。わたしほどのカリスマヘアーの持ち主になると当然、カリスマ美容師にしか髪を触らせないわけである。で、道を歩いてたら1000円カットの店があったので入った。たのもー!なんつって。道場破り気分で。実のところ初めての店にドキドキしているのだった。

まあ、おまえの頭なんてバリカンで虎刈りにでもしとけばいいじゃん!ナショナルのスキカルくんで十分じゃん!という頭だから、どうされてもいいんですけど。「どうしますか?」と言われて「適当に!」と答え、切り手を困惑させたあと適当に切ってもらった。

そんでまあこの人がよく喋る。あれも良し悪しだなあ。美容院では切ってもらう人を選べますが、胸のところに札をつけてもらって「よく喋る」「まあまあ喋る」「ふつう」「あまり喋らない」「岩」など、選択できると親切かもしれない。岩でよろしいんですよ、こちらも岩ですし。

▼美容院と床屋の違いといえば資格的にはヒゲを剃れるか、剃れないかである。だが、もっとも違うのは置いてある漫画の種類ではないか。床屋には「ワンピース」や「コナン」「ドラゴンボール」などの定番もあるが、なぜか劇画調の物が多い。「極道ステーキ」「静かなるドン」「浮浪雲」「ああ播磨灘」「ザ・シェフ」「カイジ」「美味しんぼ」あたりである。(わたし調べ)

カイジとか美味しんぼを読んでいる人は周りにいる。が、極道ステーキとか静かなるドンて、周りで読んでいる人がなかなかいないにもかかわらず、なぜか床屋にあるんですよねえ。この床屋劇画問題というのが不思議である。

そのスジの人が「この店は『極道ステーキ』も置いてないんかい!」とか、そういうこと?それでどの床屋も劇画漫画を備えているのだろうか。「まあまあお客さん、ここはひとつ『静かなるドン』でも読んで落ち着いてください」という説。そんな説あるか。

▼教えてもらったクイズを一つ。

正方形に配置された9個の点があります。4本の直線を使って一筆書きですべての点を通過するにはどうすればよいでしょうか。答えは1月15日の日記で。
JUGEMテーマ:日記・一般