▼東北で震度5弱の地震があった。久しぶりに緊急地震速報の音を聞いた。あの音を聞くと、本当に落ち着かない気分になりますね。NHKを観ると「津波!避難!」と大きな文字が表示されており驚く。アナウンサーが切迫した声で「東日本大震災を思い出してください」と伝える姿が怖かった。津波警報は出たものの大ごとにならないで良かった。
どのチャンネルも当然、地震の報道を行っている。だがテレビ東京だけはアイドルが出ている番組を放送し続けており、彼氏に連れて行ってもらうならどこがいいみたいな、死ぬほどどうでもいい番組を流していて安心した。テレ東が真面目にやりだすときって本当にまずいからなあ。どうかそのままふざけていてください。
▼「シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+」(スクウェア・エニックス)
ながーいタイトルだねえ。もうちょっとなんとかならんものか。チマチマしたゲームが大好きなわたしは、またしてもチマチマしたゲームをやっておりました。
風来のシレンというチマチマゲーを元にして作られたこのゲームですが、やはりチマチマしていた。ダンジョンを探検し、落ちている武器や防具を拾って強化し、敵を倒していくゲームです。本当にそれだけなのだ。
この風来のシレンシリーズというのは実に極悪。何十時間もかけて強くした武器や防具が、死んでしまうと一瞬で亡くなるという無常を感じさせる仕組みになっています。もうあの喪失感というのは本当に出家を考えるレベルというか「このゲームを作った人は本当に性格が悪いんだろうなあ‥‥」と、小一時間ボーっとしてしまうのだ。
そのいつやられるかわからないスリルがこのゲームの面白さなのだけど。とても中毒性が高い作りになっており、ダラダラとやってしまいますね。ゲームのグラフィック、雰囲気がFF3に似ています。ジョブシステムがあるところも似ている。白魔道士レベル51でクリアしました。
途中までは簡単すぎて、やめようかと思いました。なにせわたしはゲームだけは得意だから。神様がわたしを作るときに「頭脳」「体力」「容姿」などの主要項目にまったく数字を振らずに「ゲームがうまい」「ハトにフンを落とされる」にほとんどの数値を振り分けたからさあ!まったく、アイツってば。
そんなわけで「ノーマルモードは幼稚園の頃に卒業じゃーい!」とテンション高くハードモードで始めたのだけど最後はけっこう苦しかった。「ノーマルモードでやり直そうかしら。幼稚園からやり直そうかしら‥‥」と思った。
なにせバハムートのギガフレアという技で即死して武器がなくなったのがねえ。てんしのころもという魔法無効アイテムが効かないとか知らないし。一応さあ、武士の情けとして敵に「はっはっは!わしにはてんしのころもは効かんぞ!(親切)」というセリフが欲しかった。いきなり即死だもんなー。絶望。中学の頃ならこのショックで非行に走る。
そのあと取引先からかかってきた電話にも茫然自失で「はい‥‥、はい‥‥」という生返事。それは社会人としてどうなんでしょうか。そんな中毒性の高いゲーム「シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+」まさに時を忘れてしまいます。ちょっと単調ではあるんですがお薦め。
▼ゲームといえばついでにもう一つ。クリボーの一生。
これを作ったのは外国人ですが、あちらの方も走馬灯というのはあるんですね。