▼花火大会の後に飲み会がありましてと、ここ最近飲み会のことばかり書いている。しかし、毎日毎日飲み会があるような華やかな人生を送っているわけもなく、ごくごくまれにあった一回の飲み会のことを分割して書いているだけである。そう書くとなにやら悲しい。
で、その飲み会なのですが、一緒に仕事を請けているN氏が持ってきた話である。その時期は仕事の納期が近く、飲み会など行っている場合ではなかった。(そして日記を書いている場合でもない。)そんな状況だけどN氏が「誘ってくれた子がね、『堀北真希に似ている子を連れてきます』って言うんだよ~。そんなことってないじゃん。だから行かせて!一生のお願い!」と言う。
いまどき、小学生でも言わないだろう。安い一生だ。そんで堀北真希に似ている子など来るわけがない。出会い系サイトのメールで「五千万円受け取ってください」と同じレベルではないか。アホか。堀北真希に髪型が似ている、ぐらいが関の山である。でも、N氏が「堀北が~、堀北が~」というので11時までには戻るという約束で参加を許した。
そして、わたしも参加した。だって堀北さんが来るっていうから!見たい!
で、案の定ですね、堀北さんは来なかったんですね。まったく似ても似つかない。N氏に、そっと「ナニ北真希が来るんだっけ?」と訊くと、「う~ん‥‥、堀(ホリ)、いや、ホリじゃなかったなあ。塀(ヘイ)?塀北さん?」などと言う。誰だ、それは。
まあ、それはいいよ。来る訳がないのだから。問題なのは、N氏が飲み会が始まって15分ぐらいで帰りたがっていたことである。他の人たちにも失礼だ。いくら堀北さんが塀北さんだったからって勝手すぎる。そもそも、わたしもN氏も人の容姿についてとやかく言う資格はない。
わたしなど「腐ったカボチャと、わたしどっち?」って訊いたら、「う~ん‥‥、腐ったカボチャ!」って言われる。あ、なんか書いてて悲しい。まあ、N氏も腐ったカボチャ系の顔立ちである。だから、そんなこの世の終わりみたいな顔をするなと言いたい。N氏がトイレに立ったので、わたしもついていった。
N氏:はぁ‥‥。もう帰りたい‥‥。
わたし:そもそも、堀北真希似なんて来るわけないんだから。
N:だってさ、来るって言ったんだよお!『そっくりなんです!』って言ったんだよお!
わ:ま、それは言うほうは言うだろうけど。それ鵜呑みにしてもなあ。
N:僕たちはここで油を売ってる場合じゃないんだよ!納期が近いのに何やってるんだ!?すぐに帰って仕事しないと!
わ:おまえが『一生のお願い!』って、ダダこねたんだろうが。
N:ね~。そうなんだよね~。はぁ‥‥。
わ:頼むから、もうちょっと楽しそうにして。周りにも悪いし。
N:楽しそうにねえ。まあねえ。
わ:じゃ、今から言うことを復唱してテンションを上げてください。
N:ん?
わ:わーい!
N:‥‥、わーい。
わ:あの子、堀北さんに似てるー!
N:あの子、堀北さんに‥‥、似てる‥‥。
わ:もっと元気良く!両手挙げて!
N:わーい!あの子、堀北さんに似てるー!(ヤケ)
わ:性別がー!
N:帰る。
わ:待って、待って!
という遊びをトイレでやってました。腐ったカボチャどもが。
久しぶりの飲み会は楽しかったです。
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