玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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頼んでない

gmailというgoogleのフリーメールを使っています。昨日、メールを書いて送信しようとしたら警告が出た。



たしかにわたしは本文中に「必要なら画像を送りましょうか?」というようなことを書いたかもしれない。だが、画像は添付しなかった。そのために警告を出してくれたのである。便利というか、余計なお世話すぎる。そして文書を読まれているようで少し気味が悪い。

もう少しすると「文章が正しくないので直しといたよ!いいかげん日本語ぐらいおぼえてね!」とか言いそう。言うね、あいつ。

わたしが憂鬱になって「死にたい」と書けば「まだ死んでないみたいだけど大丈夫?殺し屋おくっとくね!」って言う。googleさんは気が利くなあ。余計なお世話です。

▼しかし、ふざけたことを書いたものの、ちょっと嫌な感じがしたのも本当。これが画像の添付忘れを指摘するのならまだいい。たとえば、政治体制の批判、独裁者の名前、テロ、爆弾、暗殺などの言葉がメール文中にあったら、それら複数の言葉を自動でチェックして秘密警察などに通報するというのも技術的には容易である。

思想言論の自由がない国でこうしたことがやられていないという保証はどこにもない。メールした相手が本文を読むよりも先に警察が到着することがあるかもしれない。また、思想犯としてブラックリストに載ってしまうことも考えられる。

中国やロシアなど、どうなっているのだろうか。アメリカもいろいろやってそうな気がするよ。

おっと、誰か来たようだな‥‥。
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