玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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7月

▼はい、どうもご無沙汰しております。前に書いたのがいつだか思い出せないな、なんて思ってたら二日しかたってませんでした。おかしいな。どうもこのところあまり日記を熱心に書いておりませんでした。それというのも仕事で複数のブログ更新を依頼されてしまい、そちらを熱心にやってました。1日20行でいいと言われたのに200行書いたりしました。話を聞こうね。

そのせいか、すっかり「書きたい欲」というのが満たされてしまい、ここの更新頻度もがた落ちという。で、新しいほうは仕事関係やお客様に見てもらっておりますが、アクセス数がすごい。この日記のアクセスは横ばいでまったく増えないのに、あちらは10倍ぐらいアクセスがある。キーッ!悔しい。荒らしてやる!と思ったが、わたしが書いていた。この嫉妬をどこにぶつければ。

しかし、1円にもならん仕事なので書きたいこと書いて気が楽である。調子にのって社長の悪口書いたりして、そこにコメント欄で社員が同意したりして面白かった。そのことは社長に告げ口した。わしは鬼やで。

▼ビジネス本というのはタイトルに「○○しろ」「○○するな」という命令口調のものが多い。命令口調が訴求力を喚起するのかなー。なんだか赤の他人に「○○するな!」と言われれば反発して、逆に○○したくなる。「効率よく仕事をこなすには、犬のウンコを食うな!」という本があれば、もうモリモリ食う。おかわり!

頭おかしいこと書いてる。

▼ビジネス本はもちろん役に立ちますがなんだかあまり好きになれない。どうも要領よくやろうとしているのが気に入らないのだろうか。無駄を排除して効率の追求だ、といわれればそりゃそうなんだけども。

とにかく無駄なこととか考えずになんでもかんでもやってみる人のほうが怖い気もする。小学生の頃、一緒に登校している友人がいた。彼は私立受験をするような、よく勉強ができる子だった。彼の通っている塾に、要領は悪いけどひたすら勉強している子がいたそうである。

友人のほうがその子よりも勉強はできたそうだけど、彼は「自分は要領がいいだけで、いつか抜かれるのは目に見えている。知識の厚みが違う」と言っていた。このとき彼は小学6年だったと思う。

わたしの友人は自分が言うだけあって要領がよく、いわゆる一流大学に進学した。二十歳ぐらいに再会した彼は、バラの柄がついた服を着ていて、すっかり遊び人風になっていたので驚いた。その後、ホストになったという噂を聞いた。彼の友人がどうなったかはわからない。

たまに「なにこの話?」っていうのを書くね。とくに教訓とかはありません。

▼観たもの、読んだもの
ケン・ローチ監督の映画「麦の穂を揺らす風」がとても良かったです。アイルランド内戦、IRAの活動を取り上げた作品で、茶化して書くような内容ではないので日記には書きませんでしたけど。

・薦めていただいたアニメ「ヨルムンガンド」「峰不二子という女」全話観終わりました。人の家で。迷惑を考えましょうね。あとは「銀河英雄伝説」と「イニシャルD」か。不眠不休で観て、人の家で体調崩すのはやめます。

とにかく効率とか考えずに、なんでもかんでもがむしゃらにやっている人にはかなわない気がするんだよねー。普通はそういうことって「若い頃は」という枕詞がつきますが、そんなの気にしないでやりたいようにやらなければと思います。疲労困憊で、食事中にご飯茶碗を抱えたまま寝てしまうような、その攻めの姿勢こそが重要!

それは社会人としていかがでしょうか。