玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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声紋

▼昨日の日記、約2800字も書いている。原稿用紙7枚分である。いや、ちょっとこれはヒマにもほどがあるのではないか。読むほうも大変だ。そもそも読んでないかも。もう少し手軽に読めるようなそんな日記をですね、わたくし目指したい所存であるからして、などとわざと字数をかせいでどうする。

▼さっきテレビ東京で、モノマネ芸人が本人のマネをしたら声紋認証が突破できるかという実験番組がやってました。ロックしたドアの前でモノマネ芸人の方が本人のマネをし、声紋が一致したとみなされればドアが開きます。モノマネ芸人の方は駄目でしたが、双子が試したら開いてました。こういう番組は前にもいくつかあったような気がします。

以前に、声紋認証システムを研究している会社の方と話をしたことがあります。これは5年ぐらい前の話です。あくまでその時点の話ですので今はもっと進歩していると思います。その頃は、声紋認証はきちんとしたセキュリティが必要な場所(行政機関、銀行)などで使うには信頼性が低く、せいぜい遊びに使える程度だろうということでした。なにしろ録音された音声で開いてしまってはセキュリティ上あまりに脆弱ですので。

で、そのときもシステムのアピールのためにモノマネ芸人の方に声紋認証を突破してもらう実験をやったそうです。すると簡単に開いてしまったそうです。その場面は放送されず、なかったことになっているらしいですが。本当は開いたのに開かなかった感じで放送してしまったという。

突破されないために認証率を限界まで厳しくすることも可能ですが、そうすると本人が風邪などで体調を崩したとき、本人ですら開きづらくなってしまうという問題があります。その頃合が難しいようです。

一応「内緒だよー」って教えてくれたけど、その人この話をいろんなとこでしゃべりまくってるからなー。怒られても知らんよ。そしてこうしてブログにも書いてしまったしな。

内緒だよー!

▼そういえば、モノマネの人が開けてしまったせいでえらく上から怒られたって言ってた。