玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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女子会

▼テレビをつけると「マツコ&有吉の怒り新党」がよくやっている。わたしはそのぐらいの時間にしかテレビを観なくなってしまったのだろうなあ。昨日は「もう大人なのに女子会とか、いつまでも女子と言ってて幼稚だと思いますがどうでしょうか」という視聴者からのメールだった。

「まあ、そうなんだけどね」ぐらいで終わる話だと思う。だいたいが「まあそうなんだけども、そんなに怒らなくても」という程度の話なのだ。マツコさんと有吉さんが顔を見合わせ、苦笑を浮かべたあと話し出す。あの微妙な間が好きです。

わたしも、たしかに大人の女性を女子というのは違和感があった。でもそんなに目くじら立てるほどのことかなと思っていた。雑誌やテレビはそうやって煽るものだし、乗りたければそれに乗ればいいし、あまりにも面倒ならほっておけばいいだけのことで。

マツコさんの主張は少し変わっていた。40代過ぎて一人でいるのはいろいろと精神的にきつい。女子とか言ってはしゃがなけりゃ、やってられないのよ!というものだった。なるほどと思いましたね。たしかに、将来のことや結婚のこと、周囲のプレッシャーなどがきつそうである。ほっといてくれといっても、ほっといてくれないし、うるさそうだ。

そんなのを聞くと、女子といってはしゃいでいてもいいじゃないかとも思う。べつに誰に迷惑かけるでもなし。マツコさんや有吉さんは、イエスかノーかを問われたときに、無理矢理にでもイエスでもノーでもない答えを見つけてくるのがすごいですね。何か他のものがあるんじゃないかという慎重さがある。コメンテーターをやるにはそういう資質が必要なのだろうけど。たんにひねくれてるとも言う。

そんな話を会社で卑屈くんとした。卑屈くんは、自分の友人の名前をフェイスブックで検索して、その人の交友関係が充実しているのを見て妬むのが趣味の人です。卑屈です。

彼に「女の人は、何歳ぐらいから女性っていえばいいと思う?」と聞くと「うーん、僕にとっては8歳ぐらいですかね、ウヘヘヘ」と笑ったので通報した。早く逮捕されればいいと思います。