平成生まれ
▼仕事を請けていた会社にご挨拶に行った。みんながわたしの所に寄ってきた。人気者である。そんですぐにいなくなった。差し入れにシュークリームを持っていったのです。ハイエナどもが去った後には何もありません。1個500円で売りつければよかった。そういう商売で食べていけないだろうか。
新しいバイトの人が入っていた。花の女子大生である。「花の」って、10年ぶりぐらいに聞いたかもしれん。それはともかく平成生まれである。ちょっと話をしたけど、馴れ馴れしさがすごい。わたしにはない能力である。
みんなで雑談をしていて、わたしが「あと5,6キロ痩せようと思ってる」と言ったら「ボディ！ボディ！」と、わき腹を拳で殴ってくるので驚いた。初対面なのに。わたしが職場で15歳も年上の人と初めて会ったとき「ボディ！ボディ！」と冗談にしろ殴れるだろうか？殴れたら、それはそれで問題だ。
それと「わたしクイズ」が多いので驚いた。「わたし、あの映画好きなんですよ。わかります？」とか「わたし、学校でなんて呼ばれているかわかります？」とか。なぜそこまで他人が自分に興味を持つと思えるのかが不思議である。すごく大切にされて育ってきたのか、それともその逆なのだろうか。
ちなみに彼女は学校では「姫」と呼ばれているそうである。まったく理由がわからない。初対面の人間のわき腹をドスドス殴るような姫がいるだろうか。世の中どうなっているのだ。なんでそんなに本人とかけ離れたあだ名になるのだろう。納得がいかないので、彼女に合うあだ名をいくつか提案した。
「ワタシちゃん」「異常者」「250万ベクレル」
どれも却下された。なぜだろう、姫よりもよっぽど似合うはずなのに。250万ベクレルってのはよくないですね。ちょっと不謹慎かもしれない。だから、ワタシちゃんと呼ぶことにしました。彼女とメールアドレスを交換しました。わたしなどは、5年一緒に働いてアドレス交換しない人もいる。その積極性を見習いたいと思いました。
▼スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチは有名ですね。ジョブズというと、優秀な独裁者というイメージがあります。15分弱のスピーチの中に印象的な言葉がいくつも入っています。
続きです。
