そっくりさん映画「アルマゲドン」
▼そっくり映画を探すというのをコツコツやっています。
そっくり映画を作る目的の一つに、有名作品の続編と思わせて借りさせる(買わせる)ということがあります。昨日、ビデオ屋でアルマゲドンを見かけたのですが、その周辺に置いてあった作品が素晴らしかった。
上段は、アルマゲドン。下段はそっくりさんの方々。
なるほどと感心したのは、タイトルに年号を付けていることである。これは画期的な大発明である。毎年、アルマゲドンが作れます!毎年、地球を滅亡させられます!迷惑だ!
画像は面倒なので4作品だけですが、省いた年号の2010、2011ももちろん存在します。でも、ここで問題になるのは、はたして2011年の現在に「アルマゲドン2007」を観ようと思うのかということ。「2007って、もう終わってるし」と思ってしまう。
そんな年号パターンの欠点を埋めるため考え出された画期的な方法があります。それがこれです!
ジャーン!
なんと、アルマゲドン20XXとすることで、2099年までの顧客の獲得が見込める。
いやあ、天才っているわー。すごいわー。と感激もひとしお。
誰も借りてなかったけど。誰も気づかないような棚の下のほうに追いやられてたけど。
▼DVDで、映画「インセプション」を観ました。人の夢に入り込んで秘密を盗む企業スパイという変わった話。夢から覚めたと思ったら、それも夢だったということがたまにありますが、それが多重化している。まるで、ロシアの民芸品マトリョーシカのようである。
それで思い出したが、小学生の頃、友人T君の家に遊びに行ったらマトリョーシカがあった。遊びに飽きて、しばらくしたときそのマトリョーシカが目に入った。T君の父親が集めていたようでかなりの数があった。僕はそれまでマトリョーシカを見たことがなかったので、「これは何をするもの?」と聞いたがT君もわからないようだった。入れ子状に人形が入っているので、ケースとして使うのかなと思った。
すると、Y崎という友人が「これはあれだよ。ボーリングだよ。おまえら、そんなことも知らないのか」と言う。そうか、そうか、Y崎は物知りだなあと感心した。じゃあ、せっかくだからボーリングをするかということになり、いくつかマトリョーシカを出してきてピンにして、ゴルフボールをボーリングの玉代わりにしてマトリョーシカを倒して遊んだ。えらく盛り上がった。
そこへですね、タイミングよくT君のお父さんが帰宅されまして、「おまえら、何やってるんだ!」と激怒したのち、全員ビンタされた。
あれー!?こうやって遊ぶ物じゃないのー?なぜ、ビンタ?と、本気で思っていた。
あれから、Y崎の言うことは一切信用しなくなった。人を簡単に信用してはいけない、特にY崎を、という教訓を得た。実に、いい思い出である。
インセプション、面白かったです!
なんだこの感想。