玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

このブログの内容はすべてフィクションです

そっくりさん映画「トランスポーター」「トランスフォーマー」

▼トランスポーター これはかなりそっくり度数が高いジャケットではないか。構図はだいぶ似ている。発見した瞬間、喜びのあまり小躍りした。神経衰弱だったら、同じカードだと主張できるレベル。 真ん中のトランスシューターの主演クラウディア・ダヴィラは、トランスポーターのヒロイン役スー・チーに似ている。そこも気を遣って似せてくれたのだろうか。よくわからないが。キャッチコピーの「ルールを破ったら命はない」というのもいい。トランスポーターをパクッてんのに、そのルール破りはいいのだろうか。いいんです! ▼トランスフォーマー トランスポーターを検索したら、出てきたのがトランスフォーマーだった。これはこれで人気がある。上の2つは左からトランスフォーマー、続編のトランスフォーマー/リベンジ。下段は、それぞれそっくりさんの方々。しかし、トランスポーターに比べると、そっくり度数は低い。 だが、名前はいい。トランスモーファーとトランスフォーサーは、かなり惜しい。二つ合わせるとトランスフォーマーが出来そうである。出来ないけど。 ▼そっくりさん映画というのはおそらく2種類あって、1つはオリジナルに似せた物を作ろうという、言い方は悪いがパクリである。もう1つは、上のトランス・ミッションのように制作者はきちんと作っているが販売側が勝手に人気商品に似せて売ってしまっているパターンである。これは正当な評価がされず気の毒である。 そっくり作品というのは、売る側の人間はオリジナルと間違って買うことを期待しているのだろう。実際に間違って買ってしまう人もいると思われる。だが、レビューを観ていたらあえてそっくり作品を購入している人たちがいることに気づいた。そして、原作と比べてどうだと論評しているのである。 「低予算のわりにがんばっている」とか「これはスタートレックのそっくりさんにしたほうが良かった」とか「パクリではなく、きちんとした作品として評価されるべき」とか、まだ売れていないインディーズバンドやアイドルを見守る雰囲気にも似ている。正当な評価を受けていない物を救い上げてやろうという優しさかもしれない。単にB級作品が好きなのかもしれないけど。
JUGEMテーマ:日記・一般