玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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3DS

▼最近は暗いニュースばかりなので気が晴れる文章が読みたいです、というようなメールを3ヶ月ほど前に頂きました。わたしのような人間が書くものでも、少しでも誰かの心の慰めになればと思い、なるべく多く更新するように心掛けました。ここ三ヶ月は、二日に一度ぐらいは書くようにしています。

自分ではちょっと無理をしているかと思ったのだけど、そうでもなかった。今週は五日連続で更新している。誰かのためというより、ただの趣味だった。

ちょっといい話にいくのかなと思ったら全然そんなことにならなかった、をお届けしました。

ニンテンドー3DSが1万5千円に値下げの記事を読む。売れないんだよなあ、3Dものは。3Dテレビもこけてるし。

結局、ゲームはソフトで決まる。3Dだとか美しいCGだとかは添え物にすぎない。そこでどんなに高度な技術を使おうが、ユーザーには関係がない話である。仕組みさえ面白ければゲームは遊べる。子どもの頃は今よりもグラフィックが悪いゲームで夢中になって遊んでいた。任天堂ならそんなことはわかりきっているだろう。不思議なのは、なぜこの自明とも思えることに気づかなかったのかということである。

ソフトを供給するメーカーの開発環境が整わなかったのだろうか。3Dでなければ実現できないソフトがなかった、必要性がなかったのだろうか。そもそもメーカーが3Dを求めていたかが不明である。

ただ、わたしは3DSをやったことがないのでよくわからないのだけど、任天堂3DS用に出したソフトというのは実はすごく面白いのかもしれない。3Dでないとできない表現があるとか。だとしたら価値はある。

ゲームに限らず、映画でも小説でも音楽でも、重要なのは伝えたい中身なのだろう。それが本当に面白いかである。テクニック的に優れているなどというのは結局、作り手の自己満足だし添え物にすぎない。仏作って魂入れずという話である。

▼話が説教くさいしカビ臭い。もうガンコ老人である。

最近は老眼も進んだ。入れ歯も合わなくなっている。老いというのは実に悲しい。

そういえば、入れ歯‥‥、入れ歯どこだったっけ‥‥、あった、あった。

あれ?入れ歯といえば今日はご飯食べたっけ?バアさん、今日はご飯食べまし‥‥、バ、バアさんが死んでる!?

タミの背中に真っ直ぐに突き立てられた包丁。激しく動揺する源三。それは血塗られた惨劇の始まりにすぎなかった。

▼だから、あれほど思いつきで書くなと。

収拾がつきません。

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