▼昨日からの片付けを続行するつもりだった。だが、小学校時代の日記帳が出てきたので熟読。小学校高学年になると課題として日記を書かされ、それを担任に提出していたのだ。
当時、わたしは担任から嫌われているのではないかと子どもながらに感じていた。わたしもあまり担任を好きではなかった。日記と担任の感想を読み返してわかりましたが、その印象は間違っていないようである。日記を読んで納得したが、そりゃあ先生はこの子を嫌いになりますよ。この憎たらしい小僧を。
先生から推薦図書を薦められたことを書いた日記の一部。
「先生はすいせん図書を読みなさいと言っているがぼくは自分が読みたい本を読めばいいと思う。すいせん図書はぼくから見ればあまりおもしろくない。あらすじがたいくつだ。世の中はそんなにかんたんではない。おわり」
なにこの子ー。生意気!
そりゃ、嫌われるわー。
わりとオブラートに包んだ物の言い方をすると思い込んでいたが、率直だね!もうちょっと言い方を考えようね!
「世の中はそんなにかんたんではない」って、おまえは何を知っているんだ。
▼それと、書くことがなくて投げやりな回があるのが気になる。
親がせんべいをもらってきて、その産地を見たら北海道だったというわずか五行ぐらいの日記である。その結末の二行。
「せんべいのふくろを見ると旭川でつくっていた。
あんなに寒いところでつくっているなんて、たいへんだと思った。おわり」
適当すぎるわ!おまえ、絶対思ってないだろ。
投げやり感100%の日記は、やめてください。
先生の感想も「せんべいってからいものだけかと思ったら、甘いのもあるんですね」というどうでもいい感想。そりゃ、噛み合わんわ、この二人。