玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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「ゲゲゲの女房」から「てっぱん」へ

▼朝の連続テレビ小説をあまり観ないのだけど「ゲゲゲの女房」だけは観ていた。

主人公(松下奈緒)の姿勢が好きだった。水木しげるとお見合いをし、それからわずか5日で嫁いでいく。そこから成功するまでの長い貧乏暮らし。

人生を選べるというのはすごく恵まれていると思う。自分の意思にかかわらず、戦争などの時代的なものや、経済的、健康的な事情により、選択の幅が狭まることがある。この主人公も選べる道は限られていたように見える。ただ、恵まれた平坦な道じゃなかったからといって腐るんじゃなくて、そこにある楽しみや喜びを発見していく姿というのがよかった。お金がないといろいろ荒んでくるものだけど、貧しさに負けないしなやかな逞しさがあった。それがこの人の持っている性質の良さで、その部分にとても惹かれた。

ドラマでは描けないような苦労もきっとたくさんあり、時には水木先生を蹴飛ばしてやろうと思ったこともあったでしょうが、本当に楽しく観させていただきました。番組制作に携わった方々、水木夫妻にご苦労様でしたと言いたくなる作品だった。

で、新しく始まった新シリーズ「てっぱん」である。

これがまあちょっとすごい作品なのではないか。主人公は、ラッパ?で生計を立てるのが夢の女子高生。ある日、港でラッパを海に投げ込む老婦人を目撃。主人公は、ためらわずに制服のまま海へ飛び込んでラッパを拾う。「ラッパがかわいそう!」みたいなことを老婦人に言うわけであり、この時点でもうなんだかこっちは具合が悪くなっていた。

老婦人は、かまわずまたラッパを捨てるのだがまたしても海に飛び込みラッパを拾う。

初回から実にぶっ飛んだストーリーであった。あの「異常に元気」「登場人物の性格が変」「とにかくよく泣く」などのダメなNHKが帰ってきた感じである。べつに帰りを待ってないが。

これはもう観るのをやめようと思ったが、怖いものみたさで観るのもありか。ま、ボロクソ言いましたが、これがもし万が一面白くなったとしたら「あの初回の主人公が海に飛び込むシーン。あれでこのドラマは名作だと確信したね!」と寝返る。即、謝るつもりである。

もし、これを面白くしようとするなら、主人公が毎回なんの理由もないのに海に飛び込むとか、主人公の父親(遠藤憲一)が夜は殺し屋になっていろいろ殺しまくるとかすれば視聴率30%。

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