玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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行政書士模擬試験 白くて動くもの

行政書士 模試

五肢択一はできたが、記述は白紙で提出。頭が真っ白に。

記述問題を見た途端、あまりのわからなさに自分探しの旅に出そうになった。

記述ができないとほぼ間違いなく落ちる試験なのだ。今まで記述演習にまで手が回らなかったが、そろそろやらないとまずい。

問題を作っている先生は去年と同じ先生である。そこからなんとか今年の出題内容を予想できないものか。

ワールドカップ優勝国を的中させたタコのパウル君なみの神通力が必要だ。

とりあえず、記述試験対策としてタコを食べることから始める。

あ、今年落ちる。

今、天の啓示があった。

▼昨晩のこと、灯りの消えた廊下を通ってトイレに行こうとしていた。

すると、廊下の先に白い和服姿の女性が立っているように見えた。近づいてよく見ると、部屋干しした洗濯物のタオルが風に翻っているだけだった。 

ぎょっとして「お、おぅ!?」という変な声をあげてしまったのだけど。

なんのことはない。幽霊の正体見たり枯れ尾花、というやつである。

ふと不思議に思うのは、江戸時代ならいざしらず現代に生きるわたしですら「白い」「動くもの」「暗いところにいる」で「白い和服姿の女性」を連想してしまうということである。

わたしが映画や本で蓄えてきた情報と「白い」「動くもの」などをマッチングさせて、その女性を出現させたのだろうけど。

では、怪談などの情報がない赤ん坊などは幽霊を見ないのかもしれない。

例えば、オーストラリア人に同じ光景を見せたら、怪談の知識はないのだから「白いヤギがいたよ!」となるかもしれん。

まあ、ヤギならいいか。べつに騒ぐ話でもない。

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