▼以前に仕事でお世話になった方と電話。
相変わらず、その人の勤める会社は売り上げが立たないらしく、給料が出たり出なかったりらしい。前もそうだったがより一層厳しいらしい。
ずっと前に体も壊していたので、それも心配である。なにせ、タバコ、お酒、甘い物、高カロリー大好きの運動嫌いであり、病気が服を着て歩いている感じの人だった。
これにストレスも加わって、体を壊しているのではないかと思った。
「給料がでなくて交通費がないからさ、家から毎日一時間半、往復三時間歩いて通勤だよ。食事も金がないから弁当だし。タバコを買うお金もなくてさ。」
「ほうほう」
「このままだと‥‥」
「このままだと?」
「健康になってしまいます」
それは、いいんじゃないでしょうか。
支払が苦しくても、この余裕。尊敬します。
人間、かくありたいもの。
▼日記やブログがごく当たり前のように書かれるようになって、人の暮らしの一部がのぞけるようになった。人によっては10年近く書いている方もいる。わたしが読み始めた頃、書かれている方のお子さんは小学3年生だった。その子が高校入学し軽音部に入部している。結婚して、つい先日子供が産まれた方もいる。
これからの子は、親が自分を産んだときにどう思ったとか、自分が産まれる前、親である前のその人たちがどんな人間だったのか、何を考えていたのか、何が好きで何が嫌いだったか、様々なことを知ることができる。不思議なものである。
そんなことをふと思えば感慨もひとしおというか、おじいちゃんが書いているのか、これは。