▼取引先の方がipadを買ったらしい。
テレビで行列している様子を映していたが、その中の一人だったらしい。
行列するというのは、いいもんだなと思う。そもそも、わたしは行列しない人なのだ。
最後に行列したのは中学時代、ドラクエ4を買うために夜中3時にゲーム屋の前に並んだときだと思う。あれから行列していない。基本的に根気がない。
あの、みんなで同じ物を待ちわびる期待感が行列の醍醐味だと思う。そこで醸し出される前後の人との連帯感。
大人になると、行列をする理由が失われてしまう。よほどヒマがないと行列しないものである。金がある人は、なんらかのツテで手に入れてしまうから、行列というのは庶民にしか味わえぬ楽しみである。
これが生活保護だとか食糧配給チケットとなると切実さもひとしおだが、ipadならちょっと贅沢な行列といえよう。
「いやあ、僕も行列に憧れてまして。久々に並びたかったですね」と言ったところ、変な顔をされてしまった。
ipadはべつにいらない。
▼以前に仕事があまりに忙しかった頃、時間のやり繰りに困り、タイムマネジメントの本を何冊か読んだ。いかに時間を節約するかという内容である。
おおざっぱなことをいうと、もっとも活力に溢れ、かつ邪魔が入らない朝に重要な仕事をせよというものだった。会社に着くなり、新聞を読んだりするんじゃなく、そこでもっとも重要なことをやるのである。
そして、朝、日記を書くわたし。
どうだ、と言いたい。
よろしければ、皆様の代わりにipadでも買いに行きましょうか。
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