玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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大島がズバリ

▼球春到来ということで、ついに野球も開幕。

NHKの朝のスポーツニュースに、中日、日ハムと渡り歩き活躍した大島氏が「大島がズバリ」という解説コーナーを持っていた。

今年の野球シーズンもやってくれるだろうか。

コーナーの内容は名前のとおり、大島が前日の試合を振り返ってポイントを指摘するというもの。普通の番組ならフリップにキーワードを書くだけだが、どういうわけかこのコーナーでは番組が用意した短い巻物のようなものに、筆もしくは筆ペンで書いてある。

この巻物は、大島の発言に重みを持たせ権威づけしようとしたのだろう。

だが、その巻物に書かれた大島の字が、下手である。巻物使ってんのに下手だから、みょうな威力がある。

下手さにもいろいろあるが「へたうま」というのではなく「へたうま」から「うま」を引いたら「へた」しか残りませんでしたという下手さというか。ちょっと困った感じに下手。

NHKのスタッフというのは、何を考えているのだろう。

そもそも、大島も自分で字が上手いとは思っていないと思うし、大島ファンや野球ファンも大島の書には、まったく期待していないように思う。

それを「今日の大島のズバリは!」と、元気よく巻物を上からひろげてみせる大島を見るたびに「どこに需要が‥‥誰がなんの目的で‥‥」と朝からやるせない気分になっていた。

まあ、やがて、わたしは大島が書をひっさげて出てくると、「画伯!大島画伯がまた微妙な書を!」とテレビの前で興奮するようになるのですが。それはまたべつの病気である。

しかし、私の他にあれを楽しみにしている人っているのだろうか。

そーいや、絵じゃないんだから、画伯はないわな。

これからは師匠か名人と呼ぶ。

▼今年も「大島がズバリ」のコーナーがあるか調べたら、ご本人のブログに辿り着いた。

追伸:  NHKおはよう日本「大島がズバリ」のコーナー

      は「新・大島がズバリ」に生まれ変わります。

      ちょっと趣を変えてお届けします。

今年は「新・大島がズバリ」らしい。

豪快に投げやったネーミングに感服。

ちょっと趣を変えるということは、今年はあの巻物はないのか!

なくて正解かも。

▼そういえば、日記中に登場する方は敬称略ということで。

お会いしたこともないのに「○○さん」と書いてしまうと、なにやら妙に馴れ馴れしい気がする。

かといって呼び捨ても気が引けるものの「○○氏」は堅すぎるようだし。

夏目漱石芥川龍之介に敬称をつけないから、まあいいのか。適当に気分でやっていきます。

この前、キンキキッズファンのブログを見たら、光一クン、剛クンとあった。

ジャニーズファンは、かなりの確率で「クン」なような。

どうでもいいことを書いた。立て読みでも暗号でもなく。

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