▼ちょっと間が空いてしまいました。
新年度、気を引き締めてがんばりたいものです。
なんつって。
気を引き締めるってことは、普段はさぞ緩んでいるんだろうなあ。
それはもうユルユルのノビノビに。古びたTシャツの襟ぐりみたいに。
捨てるしかないところまで、きている。
桜といえば、好きな時期に開花をさせる研究が進んでいるようです。たしか「仁科乙女」という品種だったと思う。さらに改良が進めば、一年中、いつでも咲く桜が誕生するかもしれません。
勝手なことを言えば、やはり桜は春だけでいいんだよなあ。一年中、桜を見られるようになったら、心がその贅沢に慣れてしまうだろう。
春のごく短い時期にだけ見られるという贅沢。
幸福感はすごく相対的なものだから、「無い」ということが「有る」ということに勝る点があるとすれば、そこだけかもしれない。
▼先日、テレビを観ていたら○×クイズがやっていた。
そのときの問題が「ウナギに毒はあるか?」だった。
このときの回答者が、答えに辿り着く道筋が面白かった。
ウナギは普通は焼いて食べる。刺身で食べることはない。だから、熱することで毒を飛ばしているのではないか。よって、毒はあるというものだった。
ウナギの血液にはイクシオトキシンという毒があり、大量に摂取した場合、死亡することがあるそうです。そして、回答者の想像どおり、この毒は熱に弱く火を通せば毒性は失われます。
誰も知らないような問題を出して、なぜその答えに辿り着いたか、その過程を説明する番組が面白いと思う。その仮説が面白ければ、正誤によらず加点をするような番組があってもいい。
知識よりも、その仮説を楽しむような。
深夜番組で、いとうせいこうか糸井重里を司会にしてやってくれないかなあ。観るのに。
食べさせてくれるお店もあるようです。