玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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転落救助のニュース

▼「体が勝手に動いた」=背後に警笛、迫る電車-線路転落女性救助の男性
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201002/2010021600755

ちょっと前に、線路に転落した女性を救助したニュースがありました。あれが咄嗟にできるかどうかというと、自分にはできないように思う。いざとなると恐怖にかられて体が動かないのではないか。

記事を見ると「助けなきゃと思ったら体が勝手に動いていた」とある。勝手に動くというのがなあ、もうすごい。どうやったら勝手に動くんだろうなあ。咄嗟に動ける力はどうやったら養えるのか。普段からなんらかの覚悟を決めて生きているのだろうか。

わたしなんて同じ状況なら「あああ、線路に人が落ちた!轢かれてしまう!助けないと!でも、飛び込んで巻き込まれたら痛そうだ!(というか死ぬ)そうだ、列車の停止ボタンを押さないと!そうこうしている間に電車が!アワワ‥‥」
そのときには、転落した方は死んでいる。

しかし、電車にブレーキをかけたJRの運転手もすばらしい。名前も出ず報道もされないけど、ブレーキが遅れたら転落した人も救助した人も助からなかっただろう。今日も粛々と仕事をされているのでしょう。