玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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gremz

gremz

ブログの左側に「gremz」というパーツを置いた。

ブログの更新によって木が成長し、或る程度まで成長すると、実際に世界のどこぞに植林されるらしい。

ブログを書かないと枯れるらしい。枯らす自信がある。枯らすであろうよ。

マイナス側の予想はほぼ的中するからな。困ったものです。

とりあえず、毎日書くことを目標にします。

毎日、書く。修行であるな。

どうぶつの森

友人A子がニンテンドーDSの「どうぶつの森」を買うというので付き合う。

中古ゲーム屋に入ったことがないので案内しろということだった。

なんであのゲームが人気あるのだろうなあ。

ローンを組んで部屋を拡張し、ローンを完済したらまた部屋を拡張とか。果物を売ってお金に換えるとか、家具を揃えるとか。そういうのは現実でいいんじゃないのか。なぜ、ゲーム内でも生活に追われなければいけないのか。

「なんでゲームでも、そんなあくせくするようなのやるの?」

「会社で皆やってて楽しそうだし」

「ほー!ということは(同僚の)ゆみちゃんもやってるの?」

「ゆみは、やってないと思う」

「あ、そ」

いよいよやる理由がない。

▼蒲団・重右衛門の最後(田山花袋

自分の弟子に思いを寄せる主人公であるが、口説きたいなあと思っているうちにどこの馬の骨ともしれぬ若造に弟子を奪われ、嫉妬に狂うわりにこれといって何もしない。そんな話。

乱暴なまとめである。

今となっては本当になんてことない話で、敢えて書く必要もないように思うけど、これが発表された明治40年にはきっと意味があったのだろう。

これが大胆な告白であると受け取られた明治の価値観はどういうものかと改めて考えさせられる。今のこの時代の価値観が正しいものとは思わないし、昔が正しいとも思わない。ただ、その時代はそうだったというだけで。

これから先、わたしたちはどこへ向かおうとするのだろうか。

なにこの終わり方。

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