玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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2月が始まる

▼悪夢三本立ての日。悪夢といっても殺人鬼に追っかけられるとか、そういったものならホラー映画のように楽しめるけど、昨晩のものは違った。会社が傾き、保険組合に払っていた保険料を滞納し、その支払いをきつく催促されるものだった。人格を否定され、ヘロヘロになった。これ、現実の話でしたけど。本当にあった嫌な話のリバイバル上映やめて。

 

 

 

プレミアムフライデーだった。プレミアムフライデーは「働き方改革~!」と叫びながら、上司をぶん殴ってもあんまり怒られない日。今年もまだプレミアムフライデーは続くのだろうか。

 

 

 

▼仏教関係の本を読んでいる。お釈迦様が亡くなってから56億7千万年後に地球を訪れ、救ってくれるのが弥勒(みろく)様で、その間は無仏期間となってしまう。じゃあ、その間は誰が助けてくれるかというとお地蔵様らしい。南無~。ここまで読んで思ったのが、56億7千万年という数字。それ、当時の小学生が適当に考えた設定では。お坊さんたちはこの設定、受け入れているのだろうか。

 

 

 

▼生後7カ月の子の絵。

これで生後7カ月って本当だろうか。すごい。私、生後43年ですが、もう負けている。

 

 

 

▼ニュースは新型コロナウイルスの話題ばかり。中国、武漢から帰国した二名の方はなぜ検査を拒否したのだろうか。麻薬でもやっていたのかな。よくわからない話。後日、受けることになったようですが。

 

近所のドラッグストアではマスクが売り切れて買えない。Amazonではマスクが5倍ぐらいの値段で転売されていた。嫌な行為を見た。嫌な行為を見ると精神に悪影響を及ぼす。なので忘れる。

 

 

 

▼以前にどこかで読んだ話だけど詳細が思い出せない。ある偉いお坊さんが物乞いに金を恵んだ。ところが物乞いはお礼の一つも言わない。お坊さんは「お金をもらったのだから礼ぐらい言うべきだ」と言うと、物乞いは「人に金を恵んでやったという満足感を対価として得ているだろう」と答えた。それを聞いたお坊さんは納得したという。実はこの物乞いは偉い仙人か何かで、みたいな話だったと思う。これの出典が思い出せない。

 

物乞いが実は偉い人だった、というのがなんだかずるい気もする。その考え方が正解だと決められているようで。物乞いは偉い仙人などではなく、やはりただの物乞いだったほうが面白い気もする。すると、そこに出現するのはただの図々しい人になるかもしれないけど。

 

真理というのは誰が言おうが真理なわけで、口にした人が有名人ならば正しく、そうでないならば間違っているということではない。でも、ついうっかり発言そのものではなく、発言した人で判断してしまう。なんだか突然、教訓めいた話を書いてしまった。さて、2月が始まる。