玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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イチロー選手の引退

エヴァ」コスプレ姿で空き巣 過去には「スパイダーマンFNN

エヴァンゲリオンのコスプレをして家宅侵入し逮捕というニュース。犯人はコスプレをすると盗みに入りたくなるという変わった性癖。過去にもスパイダーマンやバニーガール姿で犯行を繰り返していた、とある。服装が気分を変えるということは確かにあるかもしれない。ネクタイをすると気が引き締まるというのはよくわかる。

 

こういう性癖みたいなのを生活にうまく利用できないかな。学ランを着ると勉強をしたくなるとか。かくいう私もこのブログをスクール水着で書いている。スクール水着を着るとブログが書きたくなる。

 

 

 

▼平成の終わりと共にイチロー選手も引退。さみし。

 

ふだん誰かが引退するニュースを目にしても、そうなのかという感じですがイチロー選手の引退は特別だった。8回裏に交代を告げられ、イチローがライトから引き揚げてくる姿を見たとき、込み上げるものがあった。野球そのものが終わってしまう、そんな悲しさを感じた。イチローだけはずっと引退しないような気がしていたのだ。不思議。

 

試合後の1時間20分ほどのインタビューも終始、和やかな雰囲気だった。以前のイチローは不勉強なインタビュアーに厳しかったけれど、ずいぶん丸くなった印象。年齢もあるのだろうけれど引退を決めた今、張り詰めたものがなくなったというのもあるのだろうか。現役生活での印象に残ったことを聞かれ、シーズン最多安打や10年連続200本安打という前人未到の記録ではなく、スタメンを外されて試合に出られず「会長付特別補佐」という肩書のままチームに帯同して練習した期間、そこを乗り越えたことを誇りに思うと言っていた。それがとても印象的だった。

 

歳をとって能力が落ち、残された時間が少ないなか、試合に出ることができず練習のみしか許されない時間。イチローのように毎年3割を当たり前のように打っていたバッターにとってどういう気持ちであの時間を過ごしていたのだろうかと思う。イチローも今後は王や長嶋のように語り継がれていくのだろう。イチローは去るけれど、大谷の活躍は目覚ましい。野球は続いていく。お疲れ様でした。

 

 

 

▼映画の感想『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』『静かなる叫び』を書きました。『ファウンダー』はマクドナルド創業者の話。なかなか卑劣なお話で面白かったです。『静かなる叫び』はモントリオール理工科大で起きた銃乱射事件を基にした映画。重苦しい。