▼暑すぎるにもほどがある。
どこで読んだか忘れたのだけど、暑くなるとクレーム件数が比例して増えるというデータがあるそうで納得。私もどこかにクレームを入れなければ。謎の使命感。
暑さは人を狂わせる。なんだかね、子供の頃より暑くなってきている気はしていて、実際はどうか確認してみた。気象庁のサイトで1875年から2017年までの平均気温が公開されているのでグラフ化した。
微増というかね、あまり上昇しているように見えないかもしれませんが、たしかに平均気温はわずかずつ上昇しつづけている。私の子供時代1980年代の平均気温をみると、1980年の23度は例外にしても、だいたい26度～27度ぐらい、28度は1984年に１度だけ記録されている。2010年からを見ると、29度がもうすでに３回記録されており、明らかに気温は上昇している。このままのペースで上昇し続けると2050年の平均気温は28度ぐらいと予想される。
え、28度ってそれほどでもない？ と思うかもしれません。うーむ、たしかに。今とあんまり変わらないんじゃ。2050年となると、私は70歳すぎである。こわー！ そっちのほうがこわいわ。７０歳‥‥。まだこのようななんの益もないブログを書き続けているのだろうか。おそろし。本気でおそろし。
▼「38°Cの日は暑いのに38°Cの風呂に入ると熱くないのはなぜか」という中学生の研究が面白かった。アドバイスをした先生の、自分で考えさせようという方針もそうだし、生徒たちが仮説を立てて科学的に検証していこうという姿勢もすばらしい。最後に名古屋大学の先生などに話を聞いているが、その話を聞いた後でも「わたしたちはこの話を聞いても、今一つしっくりきません。なんとか、数字を用いて客観的に調べたいと思います」と締めくくっている。権威によらず、科学的に検証しようという態度が身についている。この一文が書けたことは本当に価値のあることに思える。
そんな中、「どうせ僕なんか」が口癖の卑屈くんが寄ってきた。ニヤニヤしながら「ちょっと聞いてくださいよ～」という。最近、ツイッターの偽アカウントが大量に削除された。これによって、アカウントを買っていた人たちはフォロワーが減ってしまった。卑屈くんは、嫌いな取引先の人間のツイッターアカウントをリスト化し、どれだけ減ったかチェックしたという。なにこのゴミみたいな自由研究。さっきの中学生との違いよ。控え目に申し上げて、死んでくれないかと思いました。
でも、面白そうだから、ちょっと見せてみなさいよ。ねえねえ。と、結局見てしまった。私も死んだ方がよかろう。
▼映画の感想「最愛の子」を書きました。誘拐、人身売買が社会問題になっている中国映画。とても面白かったです。
