玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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SUPER HOT

▼WBC準決勝、日本×アメリカ戦が始まった。知り合いは前日のプエルトリコ×オランダ戦から翌日の日本×アメリカ戦、さらに翌日の決勝戦のために3日間会社を休んだという。月曜が春分の日なので4連休である。すごいな。今日の日本×アメリカ戦はともかく、前日のプエルトリコ×オランダ戦は休まなくてもよさそうだけど。

 

「いやいや、勝ち上がってくる勝者の分析をしなくては」というが、それは必要なのか。ファンはそういうものなのかな。日の丸の鉢巻きを占め、「必勝」と書かれたタオルを肩にかけ、声を振り絞って応援するらしい。「前回の恨みを晴らさねば」という。前回WBCはアメリカと戦わなかったはずと思ったら、彼がいう前回は第二次大戦のことだった。こっわー。これはスポーツバーに行ってみんなと観戦できないタイプ。

 

いろんな人が応援している。70年前の恨みを晴らそうと考えているやつもいる。

 

 

 

▼SUPER HOT

 

久しぶりにゲーム。STEAMで売っていたゲーム「SUPER HOT」。これ、ちょっと変わったFPSなのです。FPSというと反射神経と正確な狙いが必要ですが、このゲームは違う。時間がとてもゆっくりと流れ、自分が動いているときだけ相手が動く感じなのだ。相手が撃った弾の弾道が見えてよけることもできる。マトリックスみたい。

 

これ、FPSというよりパズルなんですね。誰から順番に倒すかという。相手に物を投げつけて、相手が手放した銃を奪って撃つ動作も軽快で気持ちいい。日本刀で五右衛門のように弾も斬れる。

 

 

ジョージ・オーウェルの小説「1984年」のような管理社会を思わせる世界観。なぜ戦うか、赤い人間はなんなのか、わからないままストーリーは進む。ステージをクリアすると「SUPER HOT」という文字が何度も映し出される謎の演出。洗脳されそう。

 

 

 

今ではほとんど見かけないDOSを思わせるメニュー画面。

 

 

異様な雰囲気がいいですねえ。一見すると手抜きでレトロっぽく見せて、実はきっちり作られている。だけど、やり込み要素があるとはいえ三時間ぐらいで終わってしまうので定価で買うのは少しもったいないかも。日本語対応してませんが、まったくプレイには問題ありませんでした。