▼野球の統一球問題がいろいろと物議をかもしております。統一球を変更したことをシーズン前になぜ通知しなかったのか、加藤コミッショナーは本当に何も知らなかったのか、知らなかったとして監督責任はどうなるのか、そういうことは然るべき人たちがきちんと対処すればいい話ですけども。
ちょっと気になったのが、統一球ってコミッショナーの名前が入っているんだよねえ。今回の騒動が起きるまではまったく気にもとめなかったけど、あれはかなり変な話ではないか。野球を私物化しているようにも見える。他のスポーツってどうなんだろう。メジャーリーグ公式球はコミッショナーのバド・セリグのサインが入っています。あっちがやってるからマネしたのかなあ。しかし、個人名を入れるのは本当にいいことなのか。
もちろんNPB（日本野球機構）の刻印を入れるのは公認の証だからいい。でもそれだけでいい気がする。なにも「加藤良三」って、緑でクッキリ入れなくても。そもそもプレーに関係ないものは邪魔なのだから入れるべきではないと思う。自分の物でもないのに名前入れる感覚がねえ、独裁者っぽいよ。「ほら、ワシの名前が入っとるぞお。良三ボールじゃ！」って周りに自慢してそうである。それは、わたしがそういうことをしたいからでしょうか。
べつに加藤さんがお金を出して加藤良三リーグを作るんなら名前を入れてもいいし、ピッチャーマウンドの後ろに加藤さんの銅像を立ててもいい。バッターがその銅像にボール当てたら死刑ってルールでやってもいい。本当か。完全に独裁者ですけど。ちょっと観てみたい良三リーグ。
しかし、加藤さんは悪役顔ということもあってずいぶん叩かれてますね。今後、この問題はどう解決するんでしょうか。で、ボールが飛ぼうが飛ぶまいが今年の中日はなあ、ちょっとした地獄である。岩瀬、山本昌、ルナ、松井佑、福谷、ここらへんを楽しみに生きていこう。
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