玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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PCを買う

▼PCが壊れてしまった。再起不能の壊れ方でもうどうしようもない。パーツを買ってきて組んだPCだったので愛着があったし、よく働いてくれた。5年ほど使ったのでもう十分だろう。もう1台の予備のPCを使おうとしたが、こちらは長く使っていなかったせいかハードディスクがいかれたようである。なのでハードディスクを買いにいった。これにWindowsをインストールして復旧させるつもりだった。

ハードディスクにはデータ転送規格がいくつかありますが、今回探しているのはSATA1というやつである。本当はシリアルATAと読みますが、実際はサタとか呼ばれます。で、このSATAにもいくつか種類があって、現行のモデルはSATA3。

秋葉原のようなところならいざ知らず、わたしの住む町は普通の量販店しかないので、古いSATA1はなかなか置いてないのだ。もちろん理屈の上ではSATA3のディスクだって接続できることにはなっているが、それでちゃんと動くとは限らないのがパソコンの面白いところというか、困ったところいうか、困ったところだろうよ。確実に。

あと、SATA3のディスクを繋げても、わたしのPCではSATA1の性能しか出ないのです。だから、SATA1でよろしい。で、SATA1を求めて量販店行脚の旅をした。店員に訊けば「SATA1?置いてないですねえ」と笑われる。こちらも「いまどき、SATA1て落ちてても拾わないですよねえ」と言ったところ「そうですよー」と同意された。

こっちは落ちてても拾わない物、買いにきとんじゃー!と、心の中で暴れた。自分で傷を深くするようなことを言ってしまった。まあ、落ちてても拾わないだろーなー。ひったくりにあったとしても、「そのカバン、SATA1のディスクしか入ってないから返してー!」って言えば、ひったくりも返してくれる。「なんだ、SATA3じゃないのか‥‥。ほら、この金でSATA3買えよ」って。どんなひったくりなの。

で、そんな需要のないのを探していたらようやく3店舗目にしてSATA1を発見。しかも、1つしかない。まさにわたしに買われるために待っていたんじゃないのか。が、お高い。こちらの商品、たいへんお高くなっております。SATA3の2TBが8000円ぐらいなのに、SATA1で160GBが17000円ぐらいする。なにこれー。データ転送速度もさることながら、記憶容量が十分の一以下のものを倍額で買うって。

うーん、うーん、これどうしたものか。で、SATA1の前で難しい顔をしておったら、後ろにノートパソコンがアウトレット価格の4万円で売っている。Windows7つんでいてcore i3って普通に使うには十分なスペックである。時代遅れのディスクを買って、家でPCを分解してハードディスク付け替えてWindowsXP入れる手間が急に面倒になった。それに古いPCなので、他の部分が近いうちに壊れるかもしれない。

結局ノートを衝動買いしてしまった。そういうわけで、わたしの手元には今、新ノートPCちゃんがあるのである。で、このPCをですね、ウヒウヒしながら触っていたら、なんと2回目の起動時にブルースクリーンである。信じがたい。ブルースクリーンというのは、PCに深刻なエラーがでたときに表示されます。あれ見ると卒倒する。買ってきて、まだ2回しか使ってないのに。

ここまですがすがしい初期不良ははじめてである。今は予備のPCの3台目をいじくって日記を書いています。仕事は滞っているが日記はまじめに書いています。えらい!

仕事しよ。

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