玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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ジョーズ 野球選手の趣味

▼さっきNHKクローズアップ現代を観ていたら、スピルバーグ監督に国谷裕子さんがインタビューをしていた。今度公開される映画「戦火の馬」がらみなのだろう。そのインタビューで過去の作品についても言及されていました。

国谷さんが、ジョーズを撮ったときにCG技術があったら、よりヒットしていたでしょうかというようなことを聞いた。スピルバーグは、もしCGがあったらあれほどヒットしなかっただろうと答えた。

実はサメの機械が故障し、やむを得ずにサメが映らないで恐怖感を演出するシーン(海中で逃げる人の足や、逃げ惑う人々)を撮ったそうである。観客の想像力がプラスされてジョーズがヒットしたというようなことを言っていた。

ときどき「不便」とか「ない」ということが「便利」や「ある」を上回ってしまうことがある。怪我の功名にしてしまえるところがスピルバーグのすごいところですね。この経験が以降の映画の撮り方にも影響を与えていったのかもしれない。映画好きの方には有名な話なのでしょうが。

国谷さんのインタビューはいいですね。とても自然に会話がかみあっていて、雰囲気が良かったです。きっと難しいことなのでしょうけど、そうは見えなくて、それもよかったです。

▼野球が観たい。野球が観たい。野球が観たい。

わたしの野球熱が高まりましたので、各球団のサイトを巡り、選手をチェックしました。中日とヤクルトは、選手のプロフィール欄が細かくてよろしい。変な趣味の選手をチェックするのがわたしの楽しみなのです。

中日ドラゴンズ

山崎武司選手のミニカー集めと、山本昌投手のラジコン・クワガタ飼育はファンの間では有名ですが、他にも少し変わった選手がいました。

岡田俊哉投手の「電話」。これはなんだかちょっと珍しい感じがしました。浅尾投手の「友達と遊ぶ」というのも、趣味かどうかよくわからない。そして堂上(兄)の「野球」。それほど野球を愛しているということでしょうかね。それとも「野球なんてたんなる趣味だぜ、ガハハハ!」ということか。それは怒られる。

東京ヤクルトスワローズ

ヤクルトはよりプロフィール欄が充実しててよかった。

飯原選手の「ドライブスルー(モス)」にはこだわりを感じます。マックでもロッテリアでもなくモス。飯原選手を見かけたら「モスー!」と声をかけてあげてください。きっといやがられる。

館山投手の「酸素マシン」は趣味なのか。新田捕手の「子どもとたわむれること」というのもいいですね。たわむれるってのが。

村中投手の「モンハン」とか、田中浩康選手の「趣味探し」など、ちょっと変わっている。由規投手の「魚の骨をきれいにとれる」とか、久古投手の「耳を動かせる。耳を耳の中に入れられる」というのは、なんですかね「合コンでもやっとんのか」と申し上げたい。

わたしがもっとも好きだったのは渡辺恒樹投手の「そこらへんの人より電車の乗り換えを知っている」でしょうか。この「そこらへんの人より」という言い方がいいですね。「俺をそこらへんのやつと一緒にすんじゃねーぞ」みたいなのがね、そこまでは言ってませんか。今シーズンのご活躍を期待しております。